赤川水系河川整備計画
赤川水系河川整備計画(国管理区間)
赤川水系河川整備計画(国管理区間)が策定されました
国土交通省東北地方整備局では、赤川水系の国管理区間47.9kmにおいて、今後概ね30年間で実施する具体的な河川整備の内容をまとめた「赤川水系河川整備計画(国管理区間)」を平成24年8月8日に策定しました。
本計画は、河川の整備についての長期的な基本的方針等を定めた「赤川水系河川整備基本方針(平成20年9月16日策定)」に沿って、段階的整備目標と具体的な整備内容を定めたものです。
策定にあたっては、河川に関し学識を有する方々を委員とした、「赤川水系河川整備学識者懇談会」を設置して意見を伺ったほか、流域にお住まいの方々を対象に「地域の方々の意見を聞く会」を開催し、直接意見を伺いました。さらにハガキ、FAX、インターネット等を通じてパブリックコメントを実施するなど、地域の意見を計画に反映するための取り組みを実施しました。これらの意見をふまえた上で、山形県知事、沿川市町及び関係省庁より意見を伺い、策定したものです。
本計画では、「安全で安心が持続できる川づくり」「豊かな河川環境・景観と調和した川づくり」「地域と連携した川づくり」の3つの基本理念を柱とし、治水、利水、環境、維持管理の全般にわたる整備の目標と具体的な整備の内容を定めています。
今後、本計画に基づき、河川の整備、河川の維持、河川環境の保全などを行っていきます。
赤川水系河川整備学識者懇談会
赤川水系河川整備学識者懇談会について
平成9年に河川法が改正され、その目的に「治水」「利水」のほか、新たに「環境(河川環境の整備と保全)」が加えられると共に、従来の「工事実施基本計画」に替わり、河川整備の基本となるべき方針を定める「河川整備基本方針」と、具体的な河川整備を定める「河川整備計画」を策定し整備を進めることが示されました。更に、「河川整備計画」の案を作成する段階においては、河川の特性と地域の風土・文化等の実情に応じた整備を推進するため、河川(治水・利水・環境)に関し学識経験を有する者、関係住民、地方公共団体の長の意見を反映する手続きが導入されました。
赤川水系の河川整備基本方針は、平成20年9月16日に社会資本整備審議会河川分科会の審議を経て決定され、その基本方針に沿って赤川水系河川整備計画を策定するため、河川に関して学識経験を有する方々から意見を聴くための「赤川水系河川整備学識者懇談会」が設立されました。