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重要水防箇所図(最上川下流・赤川)

令和6年度版 重要水防箇所図

最上川下流及び赤川の重要水防箇所図をPDFにて公開しています。
重要水防箇所図は、以下からご覧いただけます。

最上川下流

赤川

重要水防箇所とは

重要水防箇所とは、洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所です。それぞれの箇所の堤防の状態などにより「越水(溢水)」「堤体漏水「基礎地盤漏水」などのいくつかの種別に分類されます。さらにその種別ごとに、その状況に応じて2つの重要度に区分されます。

●重要度A(水防上最も重要な区間)
●重要度B(水防上重要な区間)

また、新しく堤防を作った「新堤防」、過去に堤防が決壊したことのある「破堤跡」、以前川だった所が堤防となっている「旧川跡」については、「要注意区間」としています。

重要水防箇所評定基準

  重要水防箇所評定基準(PDF)

水防工法

水防工法とは、洪水時に堤防に異常が生じた時に、堤防が壊れないように迅速に行う応急処置の事です。

水防工法

築きまわし
(築き廻し)
堤防の裏法面に堤防断面の厚みをつけ、破堤するのを防ぐ
シート張り
(表蓆張[防水シート使用])
川表が崩れるのを防ぐ。吸い込み口をふさぎ透水を防ぐ
月の輪 土のうを積んで河川水位と漏水口と水位差を縮め水の圧力を弱め、漏水口が拡大するのを防ぎ、堤防の決壊を未然に防ぐ
釜段工 漏水の噴出口を中心に土のうを積み水を貯え、その水圧により、水の噴出を止める
木流し 流水をゆるやかにする。川表が崩れるのを防ぐ。川表を淀欠けを防ぐ(緩流部)
積み土俵
(積土のう)
堤防天端に土のうを積み、越水を防ぐ