記者発表資料
平成15年4月30日 14時00分

国土交通省 郡山国道事務所

一般国道4号あさか野バイパスの全線4車線開通と十貫内交差点の立体化の整備効果について(速報)



 平成15年3月24日、一般国道4号あさか野バイパス(十貫内交差点から市
道安積成田線交差点付近までの安積地区延長2.0km)が2車線から4車線に拡
幅されました。
 また、平面交差だった十貫内(じゅっこうじ)交差点の立体化が完成しました
。この区間は2車線だったことからボトルネックとなっていた区間です。このた
びの4車線化及び交差点立体化によって、次のような効果が得られましたのでお
知らせいたします。


@平成9年に策定した第3次渋滞プログラムにおいて、主要渋滞ポイントであっ
 た十貫内交差点の渋滞が解消されました。(右折の渋滞長が1000m→0mに解
 消)
A拡幅区間の朝夕混雑時の走行速度が約30km/h→約60km/hになり、スムーズ
 な走行が出来るようになりました。
B現道4号からあさか野バイパスに交通量が転換し、市街地の走行性が向上しま
 した。

 さらには、走行時間の短縮からみた通勤での利用者の日常生活への効果波及、
緊急医療活動への効果、沿線商業施設へのアクセス向上から商圏の拡大等地域活
性化等の効果も考えられます。今後アンケート調査等を行い、利用者の満足度を
検証するなど、より詳細な整備効果を調査する予定です。
 今回の4車線拡幅により、国道4号あさか野バイパスは、総延長17.2km
全線の4車線化が完了しました。今後、主要渋滞ポイントである台新交差点の渋
滞解消を図るべく、針生地区の立体化(針生高架橋(仮称))の整備を促進しま
す。


●参考資料
  国道4号 十貫内(じゅっこうじ)交差点立体化の効果(PDF 約129KB)
  あさか野バイパス全線4車線開通の効果(PDF 約184KB)
  あさか野バイパスの今後の課題(PDF 約45KB)


問い合わせ先
                もりた  やすお
国土交通省 郡山国道事務所(所長 森田 康夫)          あかがわ  しょういち
    副所長  赤川  正一(内 204)           みかた  あきら
    調査課長 三ヶ田 章 (内 451)    TEL 024-946-0333(代)