第5回猪苗代地区道路景観整備追跡検討委員会を開催
平成17年11月13日(日)に猪苗代拡幅事業の金曲バイパス部において委員による現地調査が行われました。その後、場所を変えて第5回猪苗代地区道路景観整備追跡検討委員会を猪苗代町農村環境改善センターにおいて開催いたしました。
●委員会の様子
【現地調査】
【追跡検討委員会】
●金曲バイパス区間の整備について
1)植栽整備と緑化
●
金曲バイパス区間は、次のような過程で植栽整備を行いました。
■
当初の設計・・・暫定2車線の形で、将来の拡幅側は何もしていません。
■
景観整備(案)・・・景観に配慮し、将来の拡幅側などに草本類を植える計画をしました。
■
景観整備イメージ
〔内景観〕
〔外景観(遠景)〕
委員会での指摘を踏まえ将来の拡幅側に緑視量を増やし、印象深い多様な地形を造る検討をしました。
■
パース描画による確認
■
模型による確認
■
整備結果
2)完全収納型防雪柵
●
防雪柵については景観に配慮する工夫として防雪柵収納時におけるドライバー及び歩行者からの眺望性を考え、完全収納型防雪柵を設置しました。
【春・夏・秋】◆
歩行者からの視点
◆
ドライバーからの視点
[防雪柵が見えない状況]
【冬】
[防雪柵を設置した状況]
3)長瀬川橋の高欄および照明柱デザインについて
●
長瀬川橋の高欄・照明柱のデザインについては、次のような点に配慮して整備しました。
◎
高欄
・
眺望性に配慮して、透過性の高いデザインとする。
・
車道側と歩道側の異なる機能に対して、車道側と歩道側の高欄は統一を図ったデザインとする。
◎
照明柱
・
周辺景観に配慮してシンプルでスッキリとした形状とする。
・
バイパスとしての統一を図った形状とする。
長瀬川橋内景観
照明灯拡大写真
【車道部の高欄】
【歩道部の高欄】
4)防護柵の景観整備について
●
歩道に設置した防護柵は、次の点に配慮し整備しました。
・
シンプルで透過性の高いデザインにして、眺望性を確保する。
・
周辺景観と調和した色彩とする。
・
耐雪性に配慮する。
◆
田園風景及び磐梯山を眺望する視点
◆
猪苗代湖を眺望する視点
5)地下横断歩道の上屋について
●
地下横断歩道の上屋については、次の点に配慮して整備しました。
・
採光性の増加が図れるデザインとする。
・
地下歩道利用者が利用しやすい形状とする。
・
開放的な場所に単独で立ち上がることで目立ちやすいため、周辺景観との調和やドライバーに配慮した、シンプルで控えめなデザインとする。
・
防雪に対して配慮した入り口部のデザインとする。
◆
地下横断歩道上屋(正面)
◆
地下横断歩道上屋(横側)
【
戻る
】