たんせレイクニュース 平成22年9月59号

大規模地震を想定した総合防災訓練を実施しました

 田瀬ダムでは9月1日の「防災の日」に、宮城県沖を震源とするマグニチュード8.0の地震により田瀬ダムで震度5弱の揺れを観測したという想定のもと、初動対応、非常電源使用、情報伝達、管理施設等点検、応急復旧等の訓練を行いました。
 このうち、管理施設等の点検訓練では管理庁舎やダム、機械設備、電気通信設備の異常の有無を点検して北上川ダム統合管理事務所に報告する訓練を行いました。また、応急復旧訓練では、落石によりダムの施設が被災したとの想定で、応急復旧計画の策定を行いました。
 総合防災訓練は「防災週間」(8月30日〜9月5日)の一環として東北地方整備局の全事務所・管理所が参加して行ったもので、今年は重点訓練として、宮城県沖地震により被災が想定される事務所において、津波対応も含めたロールプレイング方式による実践的な訓練を実施しました。

 ロールプレイング方式とは、現実に近い場面を設定して、職員にある一つの役割を演じさせることによって、その役割の特性を自ら学ばせたり、問題解決能力を身につけさせる手法のことをいいます。

◆田瀬釣り公園第17回釣り大会◆

日時:10月3日(日) 午前9時〜午後0時30分
場所:田瀬釣り公園
内容:大人男子の部、大人女子の部、子どもの部で釣果を競います。
問合せ先:田瀬釣り公園
п@0198-44-5007

◆砥森山登山◆

日時:10月8日(金) 午前8時30分集合
集合場所:田瀬小学校校門
日程(予定)
9:00 登山開始 概ね2時間
12:30 下山後昼食(田瀬湖ヨットハーバー・マリーナハウス)
13:30 解散
その他
* 水筒・おにぎりなど昼食は各自持参願います。
* 雨天時は延期します。

◇◇参加申し込み◇◇

10月6日(水)までに田瀬振興センターへお申込みください。
( 0198-44-5281)

奥州市の児童がダムの見学に訪れました

「ものしり館」でダムの
役割りの学習(田原小学校)

 7月と8月に猿ヶ石用水地区施設見学会が行われ、7月9日に奥州市立稲瀬小学校4年生児童23名が、8月27日には奥州市立田原小学校4年生児童14名が田瀬ダムの見学に訪れました。 この見学会は「猿ヶ石用水地区管理体制整備推進協議会」(事務局:江刺猿ヶ石土地改良区)が水田に欠くことができない水と水路について理解を深めてもらうために実施したもので、 田瀬ダムの他に田瀬ダム取水施設や田瀬ダムから取水した水を二つの水路に分ける大幡分水工、北上川から水を取水する立花頭首工等の施設を見学しました。
 田瀬ダムでは、「ものしり館」でダムの役割や大きさ等を学んだ後、ダムの天端や監査廊、コンジットゲート、常用放流設備の見学を行いました。

「森林と水にふれあう集い」が開催されました

 8月7日(土)に「森林と水にふれあう集い2010」が田瀬湖畔で開催されました。これは、水源林についての理解を深めてもらうために花巻市が主催し、岩手県緑化推進委員会花巻支部の共催で開催したもので、地元田瀬地区をはじめ市内各地から約150人が参加して間伐作業や散策路の整備を行いました。
 会場には丸太を使った作業、枝木・木材を使った工作、ナラ炭展示やチェンソーアート実演等のコーナーも設けられ、木材の活用について体験しながら学びました。また、森林や農業用水のPRコーナーには田瀬ダムからも出品し、田瀬ダムの役割について理解を深めていただきました。

緑に囲まれて開会式

間伐作業の体験

散策路の整備

PRコーナー

8月の湖面

 アオコはダムサイトでは毎日発生が確認され、それ以外の場所では田瀬小学校下、ヨットハーバー、南部取水口周辺、田瀬大橋下流周辺等で発生が確認されました。 18日からは田瀬大橋より下流の岸寄りでは、ほぼ全域で確認されました。
 なお、アオコの色はダムサイトでは20日以前は緑色していましたがそれ以降は白色に変化し、25日にはダムサイト周辺からヨットハーバー周辺はすべて白色に変化したのが見られました。

編集後記

 秋になり稲刈りのシーズンがやってきました。食欲の秋とも言いますが、おいしいお米がたくさんとれると良いですね。(太田代)

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北上川ダム統合管理事務所 田瀬ダム管理支所
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