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田瀬ダムでは、ダムからの放流を行っていたために延期していた水質保全施設の稼働を7月4日から開始しました。
水質保全施設はアオコの発生を抑制するための施設で、ダム湖表面の水温が上昇してアオコが発生しやすくなる7月〜9月の3ヶ月間、田瀬湖内の3箇所に設置した施設の稼働を行います。
田瀬ダムの水質保全施設は、圧縮空気を水中から吐き出して水を循環させ、ダム湖表面の水温を低下させることによりアオコの発生を抑制するもので、圧縮空気をダム放流水のエネルギーを利用した
水力コンプレッサを使用していることが特徴となっています。
7月1日から洪水期に入りました。田瀬ダムでは洪水に備えて水位を下げていましたが、6月29日の夜から降り続いた雨によりダム水位が上昇したため
7月1日午前8時から4日12時まで常用放流設備を使用して今年初めてのダム放流を行いました。
これから9月までの3ヶ月間は降雨が多い時期です。ダムから水を放流すると川の水位が上昇して、いつもは川原になっている所でも水が流れたり中州になったりします。
ダムから放流するときには猿ヶ石川沿いの警報所やパトロールカーによりお知らせしますので、十分な注意をお願いします。
7月24日(土) 9:00〜12:10
内容:田瀬ダム(監査廊他)見学・東和電力所見学、森林探検
7月25日(日) 10:00〜15:00
場所:宮守町柏木平河川特設会場
内容:魚つかみどり、宝探し大会、ポニーふれあい広場、屋台等、様々なイベントが用意されています。
7月31日(土)
8月1日(日)
8月1日(日) 9:30〜(雨天決行)
場所:柏木平優遊広場特設会場
7月8日に田瀬湖周辺の施設等の安全利用点検を花巻市、遠野市と合同で行いました。ゴールデンウィーク前の点検に続き今年2回目となる今回は 約10人が参加して柏木平地区、白土地区、ヨットハーバー、釣り公園、オートキャンプ場、ふれあいランドで注意看板等の設置状況、進入防止策や手すりの状況、 通路の陥没や障害物の有無等について点検を行いました。点検の結果、大きな改善を要する箇所はありませんでしたが、案内看板固定が不十分なところがあり、直ちに改善することにしました。
6月27日に柏木平の優遊広場で東北馬力大会馬の里遠野大会が開催され、訪れた約7,000人が人馬一体となった競技に声援を送りました。
田瀬ダムでは平成11年頃から夏期を中心にアオコの発生が見られるようになりました。 早い年には6月中に発生が確認された時もありましたが今年は6月中の発生はありませんでした。 アオコの発生を抑制するため、貯水池内の3箇所に水質保全施設を設置していますが、7月からの稼動に備えて28日と29日に設備の点検を行いました。
各地でイベントが予定され、これから大変賑わうところですが、ここ田瀬湖もその一つです。 しかしこの頃、夕立が激しく予定通りイベントが開催されるか心配なものです。(太田代)
北上川ダム統合管理事務所 田瀬ダム管理支所
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