６月１日に田瀬釣り公園会議室で田瀬湖利用関係機関連絡会議の総会が開催されました。総会には田瀬湖から取水している電源開発(株)東和発電所、猿ヶ石北部土地改良区、江刺猿ヶ石土地改良区、舘野用水路組合、湖面や湖畔を利用している花巻市、遠野市、猿ヶ石川漁業協同組合、田瀬湖振興公社等から約２０名が出席して、田瀬湖の環境保全についての支援を行うことなど今年度の事業計画を決めました。
　田瀬湖利用関係機関連絡会議は、田瀬湖を利用している各団体の相互理解、事業の促進と田瀬湖の環境保全に努めるために平成７年に設立されたもので、これまでに田瀬湖周辺案内看板やごみ防止啓発看板の設置等の活動を行ってきました。

　６月４〜６日に田瀬湖ボート場で第６２回岩手県高等学校総合体育大会ボート競技が開催されました。 田瀬湖は湖面が穏やかで全国でも屈指のボートコースとして知られており、今年は田瀬湖ボート場で下記の大会が予定されています。皆さんの声援をお願いします。

• ７月１６日〜１８日 第３７回東北総合体育大会ボート競技 　
• ８月２７日〜２９日 岩手県高校新人ボート大会

　 　なお、来年８月にはインターハイが開催されます。　

　５月に入って田瀬ダムの周辺でニホンカモシカが頻繁に見られるようになり、２５日１２時３０分頃にはダムサイト左岸に現れました。
　田瀬湖の周辺は豊かな自然に恵まれており、これからの時期は多くの動物と出会うことができます。

　５月１９日に洪水対応演習を実施しました。この演習は、本格的な出水期を前に洪水予報や水防警報、ダム放流情報等の防災情報を関係機関に迅速かつ的確に伝達し、 地域の防災活動の的確な判断・行動につながる情報を確実に伝え、洪水時の防災体制に万全を期するために全国一斉に実施したものです。
　田瀬ダムでは、あらかじめ想定した雨量やダム水位をもとに流入量を算出してダムの操作を行う訓練や、ダムからの各種通知・情報を関係機関にFAXで伝達する訓練等を行いました。

　 　貯水池周辺の桜の花は5月に入り一斉に開花しました。また、周辺にはふじの木が多く、向田瀬にあるヨットハーバー、横峰にあるオートキャンプ場などの施設にあるふじ棚でも 5月下旬には一斉に花が咲きました。貯水池内では産卵期で浅場に来たヘラブナの産卵状況が見られ、それを釣ろうと横峰の釣り公園周辺や白土周辺には釣り人が見られました。