４月２０日に田瀬湖畔の安全利用点検を行いました。ダム湖畔の施設等を安全に利用してもらうために、利用者が増えるゴールデンウィーク前に毎年行っているもので、田瀬ダム管理支所、 花巻市、遠野市の担当者約１０人で柏木平地区、ヨットハーバー、白土地区、釣り公園、オートキャンプ場、ふれあいランドで安全柵や安全施設の状況、通路歩行に際して支障の有無、看板等の 損傷や汚れなどについて点検を行いました。
　点検の結果、大きな改善箇所はありませんでしたが、立ち入り禁止の看板の破損や通路の段差等の改善箇所がありました。これらの箇所はゴールデンウィーク前に全て改善しました。
　なお、安全利用点検は夏休み前にも実施することにしています。

　　今年で５回目となる「猿ヶ石川ごみ川柳大会」が４月１８日（日）に遠野市宮守町で行われました。この活動は、 遠野市の市民団体「遠野エコネット」が楽しくごみ拾いをしようと始めたもので、当日は肌寒い中約６０人が参加して 昨年と同じ大高瀬地区で田瀬湖に流れ着いたごみを拾いました。途中で小雨模様になってきたため、１時間足らずの作業でしたが、 空き缶や空き瓶、発泡スチロールなど多くのごみが拾い集められました。
　　ごみ拾いの後は柏木平の優遊プラザでごみ拾いで感じたことを川柳に詠み、優秀作品の表彰が行われました。
　 その後、地元の環境フロンティア遠野の皆さんが作った豚汁をいただいて昼食をとり、午後は第２部としてミニコンサートとフリーマーケットが行われました。
　 なお、当日はめんこいテレビが取材に訪れ、１９日（月）夕方の番組で放送されました。

　４月２７日に北上川ダム統合管理事務所でダム放流通報連絡会が開催されました。この会議は、ダムからの放流による災害や事故の防止を図るため、関係機関との連絡体制等を確認することを目的に毎年開催されているもので、 北上川ダム統合管理事務所（四十四田ダム、御所ダム、田瀬ダム、湯田ダム、石淵ダム）、岩手県（綱取ダム、早池峰ダム、入畑ダム）、東北水力地熱（株）（石羽根ダム）のダム管理担当者の他、ダム下流河川沿川の自治体、 報道機関、消防、利水者等約６０人が出席して連絡体制の確認や５月１９日に実施する洪水対応演習についての打合せを行いました。

　田瀬湖の水位は、４月はじめは昨年よりも約６ｍ低い標高１９３．４ｍでしたが、下旬の降雨により月末には標高１９８．５ｍまで上昇しました。
　又、気温は低い日が続き、４月の平均気温は過去１０ヶ年の平均よりも１．９度低くなりました。そのため、昨年は４月下旬には満開となっていた湖畔の桜も今年は月末になっても、つぼみの状態でした。そんな中でヘラブナ釣りを楽しむ人が横峰地区、白土地区で見られました。