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昨年1月から12月までの降水量やダム流入量、貯水位の状況は以下のとおりです。
田瀬観測所の昨年1年間の降水量は1,164mmで、昨年よりも約80mm多く、ほぼ例年並みとなっています。
昨年の洪水期(7月〜9月)は例年の6割程度の降水量でしたが、年間を通しては近年10ヶ年の平均並みとなりました。
雨や雪が降った日数は160日で昨年よりも15日多くなっています。 また、平成12年以降の10ヶ年では最も多い降水日数となっています。
昨年1年間に田瀬ダムに入ってきた水の量は約6億5,600万立方メートルで例年よりもやや少なめでした。 田瀬ダムの総貯水容量が1億4,650万立方メートルですから、約4杯分に相当します。
ダムからの放流回数は7月と8月の2回で、大雨がなかったことから洪水調節はありませんでした。
昨年1年間のダム水位は下図のとおりです。1月と12月に最も水位が高く、洪水期の7月〜9月に最も低くなっています。
これは、ダムを治水やかんがい、発電に有効に利用していることによるものです。
(注:数値は速報値であり、検証によって変わることがあります)
平成22年1月11日月曜日に田瀬小学校体育館で第16回田瀬ふるさとカルタ取り大会(主催:田瀬振興センター)が開催されました。
大会には子どもから大人まで約50人が参加し、カルタ取りをしながら地域の自然や歴史文化に理解を深めました。
田瀬ふるさとカルタは、田瀬小学校創立20周年を記念して平成6年につくられたもので田瀬地域の自然や文化財、名所や伝説などを後生に伝えようと
郷土の特徴を豊かに表現しております。
田瀬ふるさとカルタ取り大会は、世代間交流を深めるとともに、ふるさとを見直すきっかけになっています。
カルタ取り大会は、田瀬3地区を4チームに分けて団体戦と個人戦で行われ、腕前を競い合いました。
1月1日から2日にかけて真冬日となるなど、厳しい寒さが4日まで続き、田瀬大橋より上流は全面結氷となりました。 5日からは気温も平年並み又は高めとなり結氷範囲も広がらない状態が続いていましたが、14日から18日にかけて寒さが厳しくなり白土から上流は全面結氷となった他、 ダムサイト、横峰湾の一部、ヨットハーバー周辺や入り江状になっている所の結氷がみられました。19日からは気温も緩んだ日が多くなり白土から大高瀬、島地区の一部以外は 次第に溶けて無くなりました。
小学校の遠足から早○十年、田瀬ダムの風景はあまり変わらないのに自分はしっかり「おばちゃん」になってしまいました。
ワカサギ釣りにもよく来たのですが、薄氷じゃ無理そうですね。STOP温暖化!(菊池)
私が担当したレイクニュースをご愛読下さった皆様、長い間有り難うございました。(ただ)
北上川ダム統合管理事務所 田瀬ダム管理支所
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