TOP > ダムだより/たんせレイクニュース > たんせレイクニュース No.50
『田瀬湖の風景』は田瀬湖の四季折々の風景をパソコンで描いたもので、昨年8月から毎月「たんせレイクニュース」に掲載して好評を頂いているものです。 田瀬湖の周辺は豊かな自然に恵まれ、湖面と周辺の山や木々が季節や時刻、天候によって変化して素晴らしい景観をつくっています。 『田瀬湖の風景』は田瀬湖の自然を多くの皆さんに知って頂き、その素晴らしさに触れて頂きたいという思いから掲載を始めたもので、これまでに“春の砥森山”“夏のヨットハーバー”や“秋の横峰”“雪解けを待つ湖畔の道”など16箇所の風景を紹介してきました。 原画展ではこれまでに掲載した風景をハガキ大の大きさで展示しています。また描いた場所を地図上に示していますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。 なお、ものしり館の開館時間は午前9時から夕方4時半までです。
11月30日(月)花巻市東和総合支所で、田瀬ダム水源地域ビジョン推進協議会の『地域資源活用部会、人づくり・連携部会』が活動部会メンバーと事務局関係者合わせて20名の参加で開催されました。 地域資源活用部会では「グリーンツーリズムの検討」や「四季を通じたダム湖周辺の活用化策の検討」等について話し合い、地域にある施設や資源を再確認して、利用者の気持ちに合わせた利用方法や時代にあったメニューを検討することとしました。 また、人づくり・連携部会では「地域生涯学習プログラムの策定」や「イベントの連携による地域活性化の推進」等について話し合いました。 地域の歴史から自然環境についての最新情報までをまとめ、様々な世代の方々が学べる学習プログラムを検討するとともに、“地域の達人”の発掘や上下流の連携交流を促して、猿ヶ石川流域全体で水を大切にする心を醸成すること等を話し合い、そのほか“鮭がふるさとに帰ってくる”プロジェクト等、川に関わる提案が出されました。
小田島峰雄協議会長は、施策を進めるうえで、流域で広く連携し合い、役割分担しながら実施していくことが大切と挨拶しました。
会議では、今後の田瀬ダム水源地域ビジョンの推進に向けた様々な情報交換や、具体的な提案が出されました。
田瀬湖の水位の上昇に伴い、湖畔に漂着していた倒木やカヤ等が水面に広がってきました。流木等が下流の方まで流れた場合、 ダムの施設や取水に影響を及ぼすだけでなく景観や環境の悪化を招くことになります。そのため流木等を船で岸まで引き寄せて、 重機で陸に揚げる作業を12月上旬から開始しました。 引き揚げた流木等は分別してから処分場に運搬することにしています。
11月の田瀬ダムの水位は月初めに201mでしたが、月末には209mと8mも上昇しました。それに伴い、貯水池上流では湖岸に付着していた枯れ草等が所々で浮いて漂っています。 そんな中、北から飛来したカモ類がゆったりと湖面を泳いでいる姿が見られます。特に島地区ではいろんな種類のカモが見られ、 バードウォッチングには最適のポイントとなっています。
今年を表す漢字は『新』。確かに鳩山新政権の誕生や新型インフルエンザの流行など、 また海外ではオバマ新大統領の誕生もあり、正に「新」なのでしょう。 今年も残りわずかとなりました。 やり残したことはないだろうか…。 来年の抱負、皆さんはもう決めましたか?(ただ)
北上川ダム統合管理事務所 田瀬ダム管理支所
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