７月１日から水質保全施設の稼働を開始しました。
　田瀬湖では平成１１年頃から、湖面にアオコの発生が確認されるようになり、大量発生時には湖面一面が緑色になってしまう状況となっています。
　そのため、平成１９年７月１日から水質保全施設の稼働を行っており、今年もアオコの発生を抑制するため７月１日から稼働を開始したものです。

　水質保全施設とは、ダム湖深部に設置した曝気装置から空気を噴出させ、鉛直方向に循環する流水により、ダム湖表層の水温を下げることによってアオコの発生を抑制する施設で、貯水池内の３箇所に設置しています。
　水質保全施設は、田瀬ダム放流設備に併設された水力コンプレッサをダム湖に貯まった水を放流することで動かし、圧縮した空気を曝気装置から噴出する仕組みとなっております。

　　７月１０日に田瀬湖畔の安全利用点検を行いました。田瀬湖の湖畔はレクリエーション活動の場として多くの人に利用されており、特にゴールデンウィークや夏休み期間中は利用者が多くなることから、毎年ゴールデンウィーク前と夏休み前に花巻市、遠野市と合同で水辺の施設等の点検を行っているものです。
　当日は約１０人が参加して柏木平地区、白土地区、ヨットハーバー、釣り公園、オートキャンプ場、ふれあいランドの点検を行いました。 　点検の結果、大きな改善を要する箇所はありませんでしたが、立て札やのぼり旗の固定が不十分なもの等がありました。これらの箇所は全て夏休み前に改善しました。

編集後記

　各地でイベントが予定されこれから大変賑わうところですが、ここ田瀬湖もその一つです。しかし人出が多い分、終了後の会場周辺や沿道にはゴミが残されているなど、残念な面もあります。外出先などで出たゴミはくずかごに捨てたり、きちんと持ち帰り処分するなど、最低限のマナーは守りましょう！（ただ）

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