8月31日に田瀬コミュニティ会議の主催による「環境学習会」と「エコマークコンテスト表彰式」が開催されました。
環境学習会では田瀬ダムから田瀬湖の水質の状況や田瀬湖に流入する流木やゴミ、今年のアオコの発生状況について報告しました。また、花巻市東和総合支所からは戸別浄化槽の整備についての説明が行われました。
学習会に引き続き、エコマークコンテスト表彰式が行われました。
環境学習会 |
エコバックとエコマーク |
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田瀬ダムでは例年、電源開発鞄堅a電力所・岩手南部森林管理署遠野支署と共同で「森と湖に親しむ旬間」にあわせ、花巻市東和町と遠野市宮守町の小学4年生を対象にした『田瀬ダム・森林探検隊』を実施しています。
今年は138名の児童が参加し、ダム管理の方法や監査廊見学、ダムの水から電気を作る発電所の仕組み等を学習しました。また森林探検では様々な植物や生き物に触れ、自然と共存する大切さを体感し、学校紹介では各校胸を張って披露しました。なお、質問コーナーでは難しい質問が飛び出す等、解答者が頭を抱える場面もありました。
監査廊見学 |
森林探検 |
東和電力所見学 |
学校紹介 |
9月から流木止設備の設置工事が始まります。流木止設備は、出水時等に上流から流れて来た流木やゴミを、貯水池を横断して張ったネットで止めるもので、白金橋と田瀬大橋の中間付近に設置します。
流木止設備に溜まった流木等は、船で岸に引き寄せ、陸上に引揚げた後に流木、カヤ類、空き缶、ガラス瓶等の種類毎に分別して処理場に運搬して処理します。
工事期間中は、田瀬大橋〜ヨットハーバー間の市道は資材や土砂の運搬のため大型車両の通行量が多くなりますので、通行の際はご協力をお願いします。
昨年9月の出水では上流から大量の流木やゴミが流れてきて、その量は田瀬ダムが引揚げたものだけでも約1,000m3にもなりました。
流木止設備が完成すれば、流木やゴミは流木止設備で止められ、その下流には流れて行かないようになります。
水利用や湖面利用、そして景観や環境の面でも大きな効果を発揮します。
8月上旬はアオコの発生は見られませんでしたが、中旬からダムサイト左右岸で見られるようになりました。膜状又は筋状の薄い緑色で、4〜5日くらいのサイクルで発生と消滅を繰り返しました。
アオコは25日以降になって広がりを見せ、ダムサイト左右岸の他に白土、田瀬大橋、ヨットハーバー、横峰湾、田瀬小学校下等でも確認しました。8月にアオコの発生を確認した箇所は図のとおりです。なお、図には短期間の発生で、その後消滅した箇所も含めて記載しています。
8月31日に田瀬コミュニティ会議の主催による「環境学習会」と「エコマークコンテスト表彰式」が開催されました。
環境学習会では田瀬ダムから田瀬湖の水質の状況や田瀬湖に流入する流木やゴミ、今年のアオコの発生状況について報告しました。また、花巻市東和総合支所からは戸別浄化槽の整備についての説明が行われました。
学習会に引き続き、エコマークコンテスト表彰式が行われました。
環境学習会 |
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編集後記今年はスッキリしない天気が続き、田瀬ダムでは例年に比べ放流する回数が増えているような気がします。梅雨が明けたにもかかわらず各地ではゲリラ豪雨。また、世界各国でも天災による被害を耳にします。これも地球温暖化の影響でしょうか? これから台風が多くなる時期なので防災対策をしておきたいですね。(ただ) |
発 行北上川ダム統合管理事務所 田瀬ダム管理支所〒028-0123 岩手県花巻市東和町田瀬39-1-3 TEL 0198-44-5211 FAX 0198-44-5752 |