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石淵ダム週間ニュース
第十一号


◎石淵ダム週刊ニュースについて
石淵ダム管理支所では、石淵ダムの役割、ダム放流に関する情報提供、日常の出来事、ダム周辺地域の情報、工事情報、イベント情報等を提供するため、「石淵ダム週刊ニュース」を発刊しております。
第11号では、10月16日から10月31日までの出来事を掲載します。


紅葉の中の石淵ダム(平成18年10月26日作成)
 岩手県内や全国ニュースの中で各地の紅葉の見頃を連日放送しておりますが、石淵ダム周辺でも、紅葉が見頃になってきております。
胆沢ダム見学のついでに、少し足を伸ばして見てはどうでしょうか!



つぶ沼から


地すべり観測施設にて(平成18年10月27日作成)
10月27日に石淵ダム貯水池の谷子沢地区に設置している地すべり観測施設の記録回収及び機器点検に行ってきました。機器は、以前紹介したとおり、急峻な斜面の中に設置しているもので、雑木林をかきわけて行くことになります。
途中、栗の木があり、熊によって枝が折られた形跡や糞が多々ありました。今回は、熊に出会うことはありませんでしたが、今後も充分留意し点検に当たるつもりです。



ダム開放講座(平成18年10月30日作成)
 10月28日に胆沢ダム及び石淵ダムにおいて平成18年度ダム開放講座「ふるさとの川とダムに親しみ語り合おう」第2回 ダム建設を見よう が、総勢約40名の参加のもと開催されました。 石淵ダム見学では、ダム見学の合間に、ダム周辺の紅葉も見ていただきました。



石淵ダムでの説明の状況

講義の説明状況



10月の石淵ダムの状況(平成18年10月31日作成)
石淵ダムの10月の状況は、以下のとおりです。
貯水位については、10月上旬は305m以下で推移しておりましたが、6日から8日の降雨により急上昇し、315mを越える水位となりました。
このため、石淵ダムでは、7日から10日にかけて、ダム放流を実施しました。
今回の放流は、今年に入ってから6回目となります。
その後、310mまで徐々に水位を下げておりましたが、24日から25日の降雨の影響により、再び312m程度まで上昇しました。

降水量については、10月の総雨量は、223mmとなっており、平年の降水量と比較すると30%多く降っておりました。
気温については、10月の平均気温が11.7℃で、平年とほぼ同程度です。。



冬支度始まる「国道397号の通行止め」
(平成18年10月31日作成)
奥州市から秋田県境へ向かう国道397号の通行止めが、11月13日から平七沢〜秋田県境までの区間において開始されます。
これにより、秋田県側への通り抜けが出来なくなりますので、通行の際はご注意願います。
11月27日からは石淵ダム〜秋田県境の区間となります。
国道397号の通行止めは、石淵ダムの風物詩であり、冬の到来が近いということになります。



ダム管理技術研究会に参加(平成18年11月1日作成)
 10月31日、北上川ダム統合管理事務所において、岩手県内のダム管理担当者によるダム管理技術研究会が開催され、当支所も参加してきました。
 研究会では、各ダムが抱えている各種の問題点について、各ダムの事例等も紹介しながら意見交換を実施しました。特に外来種の対応については、各ダムにおいて苦慮されているようでした。
 午後には、旧松尾鉱山の新中和処理施設を見学してきました。
 北上川の現状の清流があるのは、この中和処理施設のおかげとのこと。中流域で生活していると、北上川の清流に向けたこうした取り組みが忘れがちとなりますが、この施設の見学をとおして、ダム管理者である我々も、河川や湖を取り巻く環境保全により一層つとめていかなければならないと感じました。




胆沢平野の安全と快適な暮らしを支える「石淵ダム」
洪水から守ります。
胆沢平野の田畑8,500haへ用水を供給しています。 水力発電のため用水を供給しています。

国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所
石淵ダム管理支所
TEL 0197−49−2211


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