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石淵ダム週間ニュース
第十号
◎石淵ダム週刊ニュースについて
石淵ダム管理支所では、石淵ダムの役割、ダム放流に関する情報提供、日常の出来事、ダム周辺地域の情報、工事情報、イベント情報等を提供するため、「石淵ダム週刊ニュース」を発刊しております。
第10号では、10月1日から10月15日までの出来事を掲載します。


オリフィスゲート点検を実施(平成18年10月6日作成)
 10月2日から6日にかけて、ダム放流設備の機能保持を目的にしたオリフィスゲートの点検を実施しました。
 今回の点検は、実際にゲートを動かしての運転検査、各種装置の機能検査の他設備診断も併せて行いました。
 なお、今回の点検に当たっては、電源開発(株)に依頼し、貯水池の水位を304m以下での運用で対応していただきました。
 点検内容としては、以下の項目について、実施しました。
@ゲートを動かしながらの電流、電圧の測定、各部温度の測定
Aゲートを動かしながらゲートの実開度測定
Bワイヤーロープの損傷の有無、直径の測定、潤滑油等の塗布
Cリミットスイッチ、各種ブレーキの作動試験
D設備診断、戸当たり部の状況確認
Eその他
点検の結果としては、特に異常等はなく、動作確認でも正常にゲートの開閉状況を確認しました。
 オリフィスゲート・・・ダム堤体のおよそ上下の中間に設置されるゲート。石淵ダムでは2門設置されている。


県南地区の事故防止安全パトロールを開催
(平成18年10月6日作成)
 10月2日北上川ダム統合管理事務所事故防止対策委員会による県南地区の安全パトロールが湯田ダム管理支所管内の3工事を対象として実施しました。
 石淵ダムにおいても、職員2名、請負会社1社が参加しました。
 安全パトロールは、午前中に現場事務所、工事現場等を点検し、午後に湯田ダム管理支所の会議室において、検討会を開催しました。
 検討会の結果としては、各工事現場とも安全対策について、取り組んでいるようでしたが、若干、以下のような指摘事項等がありました。
・安全施設の保護、滑り止め、転落防止対策の改善。
・工事用掲示看板の表示内容の改善
・資材の保管方法等の指摘。
 今後も県南地区では、安全パトロールを予定しており、事故災害ゼロを目指し、関係機関一体となって取り組んでいきたいと思います。   


10月7日低気圧による石淵ダムの状況
(平成18年10月12日作成)
 太平洋沿岸を北上した低気圧により、石淵ダム流域では、5日3時から降雨が観測され、8日の19時までに総雨量166mmに達しました。
 このため、石淵ダムの流入量が急激に増加し、満水位(318m)を越える恐れがあったことから、7日の15時から放流を開始しました。
 石淵ダムの操作状況は、以下のとおりです。
 今回の放流で今年度は、6回となりました。

10月6日からの石淵ダム操作状況


またまたまた熊 目撃(平成18年10月13日作成)
 10月13日にダム直下流部で熊を目撃しました。今回の目撃で石淵ダムでの目撃回数は、3回となりました。
 今後も、石淵ダムでは、ダム巡視等などの際に十分注意していきたいと思います。
 キノコ取りで、山に入る際は、十分注意するとともに、熊よけ鈴等の対策をお願いします。

巡視用の階段を上る熊


胆沢ダムで定礎式(平成18年10月16日作成)
10月15日石淵ダム下流2キロ付近で建設を進めている胆沢ダムで、多くの関係者の出席のもと定礎式が行われました。
 これにより、胆沢ダムの工事がさらに本格化し、早期の工事完成が待ち望まれます。

定礎式の状況

礎石



胆沢平野の安全と快適な暮らしを支える「石淵ダム」
洪水から守ります。
胆沢平野の田畑8,500haへ用水を供給しています。 水力発電のため用水を供給しています。

国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所
石淵ダム管理支所
TEL 0197−49−2211


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