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石淵ダム週間ニュース | |
第五号 |
◎石淵ダム週刊ニュースについて 石淵ダム管理支所では、石淵ダムの役割、ダム放流に関する情報提供、日常の出来事、ダム周辺地域の情報、工事情報、イベント情報等を提供するため、「石淵ダム週刊ニュース」発行しております。 第五号では、7月10日から7月14日までの出来事を掲載します。 |
1.安全利用点検を実施しました。(平成18年7月12日作成) |
石淵ダムでは、7月11日にダム周辺及び貯水池周辺の安全利用点検を実施しました。安全利用点検は、夏休み前に湖面等を利用する方々の安全を確保するために、毎年実施しているもので、今年は、水遊びが行われている前川合流点及び胆沢川合流点付近を点検しました。 点検の結果では、危険箇所等はありませんでした。 ただし、河原では焚き火の後が多数残されていました。 これから、夏休みで多くの方が湖面等を利用すると思いますが、やはりゴミや焚き火の後始末をきちんとすることが、自然へのマナーだと思います。 |
前川合流点付近 | ダムサイト |
2.ダム直下流で法面崩落(平成18年7月12日) |
石淵ダム直下流の法面で小規模な法面崩落がありました。法面崩落については、ダム直下流にある漏水量計の点検のため職員が現地まで下りて行った際に発見したもので、7月10日の巡視の際には発見されなかったことから、夜半から11日の朝にかけて起きたものと想定されます。 規模としては、幅約5m 高さ約8mの小規模なものです。 今回の法面崩壊では、特にダムを管理する上で支障となることはありませんが、法面状態の安定を待って、法面保護対策を実施したいと思います。 |
法面崩落の状況 |
3.制限水位維持のためダム放流を実施! | |
(平成18年7月13日) |
石淵ダムでは、台風4号から延びる前線の影響により、7月13日朝方から雨が降り出し、14時までに流域平均で累加雨量が30mmに達しました。 このため、流入量が増加し、制限水位の312.0mを超える恐れがあったことから、石淵ダムでは、15時からダム放流を実施しました。最大流入量と放流量は、以下のとおりです。(14日8:30まで放流しました) 最大流入量 約40m3/s今回の放流を、何故実施したかというと、石淵ダムでは、7月から9月までが洪水期に設定されており、この期間の洪水に備えてダム容量を空けておく必要があります。このため、制限水位312.0mを超えないよう調節したものです。今後も、降雨の際に予測計算を行い、制限水位を超えると予測される場合には、このようなダム放流があります。 また、今回のダム放流では、融雪放流時と違いダム中央部にあるオリフィスゲートを使用しました。これは、融雪時より貯水位が約6m程度低くなっていることから、これに対応するためオリフィスゲートを使用しました。9月までは、このゲートを主に使用する予定です。 |
ダム放流状況(オリフィスゲート) |
4.水辺の国勢調査(魚類)実施される! | |
(平成18年7月18日作成) |
平成17年7月13日〜14日にかけて、石淵ダム貯水池及び流入河川において水辺の国勢調査が実施されました。調査は、魚類を対象として夏と秋の時期 2回行われ、貯水池内及び流入河川での生息状況を確認するもので、採取方法としては、刺し網、投網やたもを用いて行われました。 今回の調査では、イワナ、ヤマメ、カジカ、ウグイ等が確認されました。 今後も、9月下旬頃に再度魚種調査を実施し、石淵ダム貯水池及び流入河川の魚類の生息状況を確認する予定です。 ※貯水池と流入河川の合流点のところで、調査の立会いをしたところ、投網での採取実演と採取したカジカとウグイを見せてもらいました。状況は以下のとおりです。 投網については、網が開くまでには、熟練がいるとのことです。 |
投網での採取 | カジカ(体長約4〜5cm) |
胆沢平野の安全と快適な暮らしを支える「石淵ダム」
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所 石淵ダム管理支所 TEL 0197−49−2211 |
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