南部片富士湖だより

No.57 平成23年3月1日発行
北上川ダム統合管理事務所 管理第二課
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四十四田ダム水源地域ビジョン策定委員会

 2月22日(火)午後3時から、盛岡駅前通のホテルメトロポリタン本館にて、第3回四十四田ダム水源地域ビジョン策定委員会が行われました。
 今回の委員会は、委員29名のうち26名の参加をいただき、次ぎのような内容で検討されました。

  1. これまでの取り組みについて
  2. 四十四田ダム水源地域ビジョン(案)について
  3. ビジョンの推進方法について

 これまでの取り組みの報告では、前回の委員会で承認され行ったプレ活動(湖面散歩・子どもワークショップ等)の報告があり、今後継続的な実施をする中での改善事項等の報告がありました。その後、ビジョンの推進方法について活発な討議がおこなわれ、今後の推進方法を明確にする事で今委員会は終わりました。

委員会の様子

海田委員長挨拶



県北地区 安全パトロール実施

 平成22年度の県北地区安全パトロールが2月2日(水)午後からおこなわれました。毎年行われる安全パトロールは、工事現場における安全性の向上を主要目的として実施しています。
 今年度のパトロール対象工事は、「四十四田ダム船綱地区護岸外工事」。この工事は、昨年度行われた門前寺護岸工事と同様に、崩れた法面に「かごマット」とよばれるものを積み重ねて法面を補強する工事です。
 パトロール当日は、事務所庁舎1階のものしり館に集合後、2班にわかれ現場と現場事務所の設置物や危険箇所等の点検を行いました。点検終了後、再びものしり館で各班毎に点検結果の報告や意見交換、状況確認等がおこなわれました。
 好評価が得られたのは、「防油堤一体型発電機」や「工法説明板」など。「防油堤一体型発電機」は発電機と防油堤が別々の場合が多いですが、今回設置されているのは最新型となっています。「工法説明板」はかごマット工法についての詳細説明が表示されています。  その他、指摘事項については是正が行われました。
 同工事の工期も残りわずか、無事故・無災害での完成を目指しています。

点検前の様子

工法説明板

防油堤一体型発電機

桜の木、雪の重みで枝折れる 

 年末からの大雪は生活に大きな影響をあたえたのは言うまでもありませんが、四十四田ダム周辺でも敷地内の桜の木が雪の重みで枝折れしているのを何本かみつけました。
 桜の木は、四十四田ダム竣功記念に約600本のソメイヨシノが植樹されました。今回そのうち、10本以上の桜の木の枝折れを確認しました。 折れた枝は、雪がとけ、なくなってから整備を行う予定です。
 枝折れによって桜の花が昨年より減るのが予想されます。枝折れを見つけた時は、無理に引っぱったりしないようお願いします。

ダム湖周辺の動植物

キツネ ネコ目イヌ科

 四十四田ダム湖で見つけたキツネは、ホンドキツネとよばれる種類です。(北海道に生息しているのはキタキツネとよぶそうです)
 かなり離れていたためカメラズームを一番大きくして撮影した写真です。シッポが長く太く、シッポの先が白いのがお判りいただけると思います。
 ダム湖周辺ではカモシカはよくみかけていましたが、キツネは初めての発見となり、山でのエサ不足が影響かと想像されます。


編集後記

 先日テレビ番組を見ていたら、ある芸人さんが言ってました。
「勉強が苦手なら本か新聞を読む事。新聞なら社説がオススメ。その新聞社の中で特に一番文章がうまい人が書いているから」と言っていました。
 社説だけなら新聞全部読まなくてもいい!と安易に思いこみ、翌日の新聞の社説を読んでみました・・・結果、途中で挫折。この新聞は自分には難しすぎるって事で違う新聞を読んでみました。またしても挫折。国会のように難しい表現や漢字はないけど、世界情勢などが分かってないと理解できない。 ああ、勉強不足だなとつくづく感じた瞬間でした。(福)




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