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No.51 平成22年8月19日発行
北上川ダム統合管理事務所 管理第二課
TEL 019-643-7972 FAX 019-643-7976
〒020-0123 盛岡市下厨川字四十四田1番地
7月25日 日曜日に1,152艇のエントリーの中『盛岡・北上川ゴムボート川下り大会』(主催:盛岡・北上川ゴムボート川下り大会実行委員会、後援:北上川ダム統合管理事務所 ほか)が行われました。
昨年開催の大会は、出廷数がギネス記録認定となりましたが、今回は少なめの参加者となりました。
今大会は、新聞等の報道でもあったように前日の大雨で川が増水し、フリー部門とパフォーマンス部門が残念ながら大会途中で中止になり、この日を楽しみにしていた参加者の皆さんは本当に残念だったと思います。
流木にぶつかりそのまま動けなくなったり、ぶつかった勢いでボートが転覆しボートごと流された方も多かったようですが、幸い全員無事の確認もとれホッとしました。
無事に完走された皆さん、お疲れさまでした。来年は参加者全員での完走を期待したいと思います。
夕顔瀬橋上流の様子
出発前の様子(四十四田ダム)
7月は、週末になるたびに集中豪雨がありました。
四十四田ダムでも週末になると放流が行われ、上流で降った雨に流され枯木の他にドラム缶やテレビなど、一人では持てないようなものまで流れてきています。
現在、撤去作業を行っていますが、量が多くなかなか片付けれない現状です。この流木類は、引き上げた後に分別されて再利用や廃棄処分とされます。
最近では、ダム湖周辺での不法投棄も増えています。自然保護のためにも、将来の子ども達のためにも、不法投棄や投げ捨てなど行わないようにお願いします。
今月号より何号かに分けて、『四十四田ダム』について取り上げてみたいと思います。
《Vol.1》 四十四田ダム=南部片富士湖とは
この名前の由来について、安倍貞任という豪族の館があった厨川柵(現在の館坂橋付近)から上流に数えて44番目の沢があったあたりということから名前がついたと言われています。
岩手山のことですが、静岡県から見た富士山に似ていて、片側が削げているようにみえるので「南部片富士」となったそうです。
写真は、昨年10月に撮影したものです。晴れて風がない日は、ダム湖周辺の景色が鏡のように映り、〈逆さ南部片富士〉を見ることができます。
四十四田公園側からダムを見ると正面に南部片富士を見ることができる。ということで、昭和44年に盛岡市観光協会が命名したとされています。
また、湖面に南部片富士を映すから、という説もあります。
ダム湖周辺でみつけた写真のクワガタは『ミヤマクワガタ』という種類で、ほぼ日本全土に分布しています。
クワガタの種類は、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタなどがあり、一般的に多く見つけるのはノコギリクワガタだそうです。
このミヤマクワガタは、(深山)というだけあり標高の高い山間部に生息していて、ダム湖周辺で見つけるのは難しいとのこと。
特徴は体に少し毛が生えていて、色は金色と茶色の中間のような色。写真では少しわかりにくいですが、頭の部分が出っぱっているのが大型のようです。
余談ですが、某スーパーでは、ノコリギクワガタとミヤマクワガタでは値段が全く違うようです。
8月に入り各地でお祭りが開催されています。自慢ではありませんが、私自身盛岡のさんさ踊りは一度もゆっくり見たことがありません。 テレビでミスさんさが決定というニュースをみて、へぇ〜〜と思うぐらいです。が、今年何かのイベントで昨年のミスさんさの華麗な舞を初めて見ることができました。 見事な踊りで手のしなやかさなど見とれる部分がたくさん!ミス○○を皆さんも一度は会いに行き応援してあげましょう。(福)
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