南部片富士湖だより

No.46 平成22年2月5日発行
北上川ダム統合管理事務所 管理第二課
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第1回四十四田ダム水源地域ビジョン策定委員会開催

 1月21日木曜日午後3時30分より、盛岡駅前通のホテルメトロポリタン本館にて、第1回 四十四田ダム水源地域ビジョン策定委員会(以下 委員会)が行われました。
 委員会の出席者は東北地方整備局長から委嘱を受けた委員(関係行政機関を始め、学識者・流域の自治体・流域の住民の皆さん等)28名と、事務局等含め総勢43名となりました。
 委員長には、岩手大学工学部の海田教授が選出されました。
 委員会では、第1回〜第3回のワークショップ(平成18年2月〜平成21年11月開催)、ミニシンポジウム(平成21年11月1日開催 南部片富士湖だより第44号掲載)での 一般参加者からの意見を整理した内容の報告と、
 @「四十四田ダム水源地域ビジョンの今後の進め方」
 A「四十四田ダム水源地域の特性と課題」

について検討され、委員の方々からさまざまな意見がとりかわされました。
 また、平成22年度中の『ビジョン策定』を目標とした委員会やワークショップの今後のスケジュールも決定しました。

 四十四田ダム水源地域ビジョンの委員会の傍聴や、ワークショップの参加は一般の方々もできますので、南部片富士湖を通した地域づくりや地域コミュニティに興味のある方は、 是非参加してみてはいかがでしょうか。
(開催日時など詳しい情報はHP等でお知らせする予定です。)

策定委員会の様子

委員長に選出された海田教授

県北地区第2回安全パトロール実施

 1月22日金曜日午後、県北地区の安全パトロールがおこなわれました。
 このパトロールは、工事現場における安全性の向上を主要目的として実施しています。
 対象工事は、前号の南部片富士湖だよりでも紹介しました、門前寺地区護岸工事です。
 安全パトロールは、事務所庁舎1階にあるものしり館に集合後、2班にわかれ現場と現場事務所の点検を行いました。 その後、ものしり館のセミナールームで各班毎の意見交換や点検結果の報告、状況確認(現場代理人からの説明等)がおこなわれました。
 このパトロール結果から、現場での安全上必要な対策について是正が行われました。

量水標

工事場所に水位を簡単に測定できるような物を設置し、水位の変化を観察し、水位の上昇を事前に把握することにより、 現場で働く人たちを水難から防ぐ為に利用します。

浮き輪

作業員が万が一流されてしまった場合に使用します。
現在は、1工区内に1カ所設置ですが、2カ所に変更予定です。

現場では水辺での工事の為、増水等に備えた『量水標設置』や『救命胴衣』が設置されており、 水難対策に特に配慮された好事例として高い評価を得ました。

お知らせ

 昨年10月1日から行われていた、四十四田発電所の設備更新に伴うダムでの代替放流は、作業終了に伴い、1月26日から発電所側の放流に切り替わりました。
 約4ヶ月間、御協力ありがとうございました。


編集後記

   新年になり初めての南部片富士湖だよりの発行ですが、間隔が開いてしまいました。(泣)
 年末から年始にかけて、雪の降る日が多く、盛岡市内でも1月5日に21センチの積雪がありました。ここ、四十四田ダムでも一面真っ白でダムの水も凍りましたが (右写真)、氷は薄いのでダムには入らないよう注意して下さい。個人的には、たくさんの雪が積もって雪遊びができるくらいが楽しくていいのですが。(福)








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