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5月某日、南部片富士湖だよりの写真を撮るため、四十四田ダム周辺を散策していました。
近くでウグイスやキジの鳴き声がしたので、撮影できればと思いながら歩いていると、左上の写真の鳥(ヒヨドリ?)が飛んできました。どんなに近づいても逃げる様子がなかったので写真を撮っていると、突然、目の前に大きなカモシカが現れました。写真を撮るのも忘れ、カモシカとしばらく見つめ合っていましたが、カモシカがこちらに向かってきたので、急いで写真を撮り、私はその場から逃げました。
職員の方に話を聞くと、カモシカは四十四田ダム周辺によく現れ、目撃者も多数いるそうです。カモシカの習性について調べてみると、「カモシカは好奇心が強く、人間を見に来ることもある」とのことです。
※ カモシカは国の特別天然記念物です。
出会ったときは、そっと見守ってあげましょう。
この日、特別に巡視船に乗せてもらい、ダム湖の巡視体験をしました。ダム湖からは岩手山だけでなく、姫神山もよく見えます。 |
桜の季節が終わり、ダム周辺では、草木が生い茂り、藤の花が咲いていました。 |
四十四田ダムには、毎年ツバメがやってきます。前年に作った巣を修復して新しい巣を作っているようで、今年巣が作られたのは昨年の巣がある旧庁舎だけのようです。事務所は新しくなり、旧庁舎は今年取り壊される予定です。
来年、ツバメがどこに巣を作るのか心配です・・・。
5月23日に岩手大学工学部の1年生と院生70名が四十四田ダム見学に訪れました。
2つの班に分かれ、職員による説明を受けながら、ものしり館、情報センター、操作室、監査廊、発電所を見学し、ダムの役割など新たな知識を吸収して帰りました。
カモシカには本当に驚きました。噂には聞いていましたが、まさか自分が出会うとは思いませんでした。
四十四田ダム周辺にはたくさんの生物がいます。どんな生物がいるのか調べ、ここで紹介できればと思っています。(菊池)
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