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【平成18年度】 |
【平成19年度】 |
9月の大雨で、ダムには大量の木やゴミが流れてきました。左の写真が昨年、右が今年です。写真を見れば昨年より今年の方がはるかに流木の量が多いことは一目瞭然だと思います。
早急な撤去作業が行われ、現在はもとのきれいなダム湖に戻りつつあります。やはり今年も気になることは、木と共に流れてきた大量のゴミ。ダムには、カモなどの鳥もやってきます。上流に近い方では、もっとたくさんの種類の鳥たちがいます。
もし、この鳥たちがゴミなどを誤って飲み込んでしまったら大変ですよね。ゴミの山は、人間が気をつければ防げることです。普段の生活の中で基本的なマナーを守るよう心がけていきたいものですね。
【ダム下流】 |
今年も帰ってきました鮭!9月の大雨でどうなることかと思いましたが、ちゃんとダム下流まで遡上してきました。いや〜凄いですよねー。そして三年目にして、ようやく水面からジャンプする鮭を写真におさめることができました。ずーと「こっちこーいこっちこーい」と念じてたら、あら不思議☆鮭が近くへ寄ってきて水面から姿を現してくれました。
きれいな水を好む鮭が北上川を遡上する。「赤川」と呼ばれていた頃の北上川からは想像もできませんね。ダムの役割って大きいですね。
【係船湖付近】 |
【鍋屋敷グラウンド奥】 |
一瞬、カンガルーではないかと見間違えてしまうこの後ろ姿は・・?
正解は、カモシカです。このカモシカは、ダムを訪れる常連さん。今までなかなか写真におさまってくれず今回やっと管理補助員のMさんが写真におさめることに成功しました。運が良い方は、ダムでこのカモシカに出会えるかもしれません。そのときは、そっと見守ってあげてください。
ちなみに右は今年の3月に貯水池巡視で同じくMさんがバッタリ出会ったカモシカだそうです。
鍋屋敷グラウンド奥で日光浴していたみたい・・・。
撮影者であるMさんは、怖いから走って逃げてきてしまったそうです。あらら〜。
【ダム上流】 |
四十四田ダムに松島現る!?実はこれダム湖上流です。撮影者は、管理補助員のTさんです。私は、実際に見たことがありませんがダム湖には松島が存在するらしいです。自然が作り出した偶然とはいえ、凄いですよね。なんだか一句詠みたくなりますね〜。
今回つくづくダムは、自然と共にあるのだということを考えさせられる出来事が多かったです。動物との出会いもそうですが、流木・・今年は凄かった・・・。大雨が降った次の日、事務所の窓の外に目をやるともの凄い量の流木で見慣れたダム湖が埋め尽くされていました。流木に混じって大量のゴミも。毎年、このゴミを見るたび心が痛みます。
現在ダム湖は流木の処理も進みだいぶきれいになりました。毎日、処理のため頑張ってくれている人たちがいるからですよね。来月号では、きれいになったダム湖の様子を掲載できたらと思います。(タ)
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