総合学習の報告

『岩手県立大学総合政策部』現場見学会

国土交通省 岩手河川国道事務所 一関出張所

開催日時 平成23年6月29日(水) 14:30~16:00
実施場所 一関防災センター、一関遊水地展望台
参加者等 岩手県立大学総合政策学部 計20名

岩手県立大学総合政策学部の学生を対象に、一関遊水池事業・磐井川改修の現場見学会を実施しました。最初に一関出張所 高橋出張所長より、北上川の治水対策と、現在行われている一関遊水池事業の概要説明がありました。
北上川の地形・勾配、岩手県と宮城県の治水対策の違い、150年に一度の大洪水を想定して現在計画を進めている事などの計画論を講義しました。 遊水池事業を推進していくうえで、一関市中心部を流れる磐井川改修にも触れ、「現在の堤防高さや幅員が不足していること」、「桜の根が侵入しており、その 対策を行っている」の問題点と合わせて、工事説明を行いました。
生徒さんからは、「遊水池堤防の盛土材料はどこからきているのか?」「洪水時は、遊水池にある水がどの位で排出されるか?」「一関市下流の東山・川崎の治水対策方法は?」「遊水池における維持管理費は?」など、多くのご質問をいただきました。
地域が安心・安全のくらしのために、一関遊水池事業が実施されていることが十分理解されたと思います。暑いところ最後までお付き合いいただきありがとうございました。(^^;)

現場見学会の様子

北上川流域マップを使っての
北上川の治水対策の説明
一関遊水地事業についての説明

地域づくり