津軽ダム建設事業では、平成9年度に行政と学識経験者からなる「津軽ダム鳥類調査委員会」を設立し、クマタカやオオタカ等の猛禽類の調査を実施してきました。

　平成16年7月には委員会を改組した「津軽ダム猛禽類検討委員会」を設立し、平成19年2月には全国的に先駆けとなる「希少猛禽類のための生息環境配慮指針」の策定し、 それに基づいて実際に工事の休止等を含む猛禽類への配慮を行っています。

　その後、平成20年には、これまでの調査で得られたクマタカ等の写真や、貴重な換羽等の情報等を集約した「津軽ダムのクマタカ」を発行しています。
　なお、環境省が平成24年12月に公開した「猛禽類保護の進め方−改訂版−」では、津軽ダムの事例が紹介されています。