補修巣での繁殖状況は?

 これまで平成20年、平成22年に補修巣においてクマタカの繁殖の成功を確認しています。
 
補修巣内のヒナ
平成20年7月20日監視カメラにて撮影
補修巣内のヒナ
平成22年7月17日監視カメラにて撮影
 
●補修巣はどうやってつくったの?
 以前クマタカが利用していた巣は、ダムの影響が及ばない場所にありますが、自然に崩れてしまい、繁殖に利用できる状態ではありませんでした。
 このため、クマタカが再度利用することができるように、この巣を補修することにしました。
 補修巣は、元からあった巣の残骸に、針葉樹等の枝等を積み増してつくりました。
 
補修直後の巣の様子
平成19年12月12日撮影
 
●巣の利用はどのように確認するのでしょうか?
 猛禽類の繁殖に影響がないように、巣から離れた場所に「無人カメラ」を設置し、人工巣(誘導巣)や補修巣の利用状況を確認しています。
 画像は、監視員のパソコンでリアルタイムに見ることができます。また、撮影頻度や輝度等は遠隔操作することができます。
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