浅瀬石川ダムの歴史・諸元

■浅瀬石川ダムの歴史

○日本初の 多目的ダム として建設された『沖浦ダム』から『浅瀬石川ダム』へ

沖浦ダムは日本で始めて施工が開始された多目的ダムです。堤長・堤高共に浅瀬石川ダムの約半分の大きさで、堤体積と発電力は約9分の1でした。 昭和8年12月 地質調査着手
昭和9年8月5日 沖浦ダム工事施工告示
昭和11年11月 ダム本体コンクリート打設開始
昭和20年3月31日 沖浦ダム工事完了告示
   〃  6月 湛水(たんすい)開始
  発電開始
昭和62年 沖浦ダム改造工事着工
昭和63年 沖浦ダム改造工事完了
約半世紀、地域に大きな役割を果たした沖浦ダムでしたが、ダムの容量が小さく水需要に対する必要量を満たすには程遠く、また、洪水調節能力面での機能拡大の要求も高まって、新たなダム建設の計画が打ち出されました。 昭和46年に事業に着手し、18年の歳月と総事業費905億円をかけて、昭和63年に完成しました。 昭和46年4月1日 浅瀬石川ダム調査事務所発足
  実施計画調査を開始
昭和48年4月16日 浅瀬石川ダム工事事務所に名称変更
昭和49年10月26日 計画規模・事業内容の決定
昭和54年9月 浅瀬石川ダム起工式
昭和62年11月5日 浅瀬石川ダム試験湛水(たんすい)始まる
昭和63年5月10日 浅瀬石川ダム試験湛水(たんすい) サーチャージ水位到達
    〃 10月19日 浅瀬石川ダム竣工式挙行
平成元年5月 浅瀬石川ダム管理所に名称移行

■浅瀬石川ダムの概要

浅瀬石川ダムの断面図です。
  浅瀬石川ダム
型式 重力式コンクリートダム
目的 洪水調節かんがい水道発電
堤高 91.0m
堤頂長 330.0m
堤体積 700,000m3
総貯水容量 53,100,000m3
有効貯水容量 43,100,000m3
湛水面積 2.2km2
完成年月 昭和63年10月
貯水池容量の配分図です。クリックすると、説明(用語集)が表示されます。
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