3−1 中心部の動き

●マンション建設のラッシュが起きている
中心市街地の小さな商店街では店を閉めた場所にマンションが建つような傾向にある 岩手県
駅周辺で区画整理が行われ、そこに隣接して高層マンションが建つ予定となっている。 秋田市
中心市街地活性化基本計画区域内で借り上げ公営住宅を導入した。また民間のマンション建設が増えてきている。 福島市
中心市街地活性化区域内の中心部の重点地区は人口減少しているが、その外延部ではマンションが増え、人口増加している。 郡山市

●新設マンションの周辺の行政サービスが整っていない
まちの中心部の空地にマンションが建ち始めているが、住宅以外の都市サービスが供給されていないのではないか。 郡山市

●マンション建設により景観の問題が生じる
90年以降非常に多くのマンションが建ってきたため、景観との関係が表立ってきている。 盛岡市

●中心市街地のビルテナントの撤退
高度利用地区を指定していた中心市街地のビルのテナントが撤退した。 八戸市




3−2 郊外部の動き

●ニュータウン開発や大型店舗の誘致
市町村界の郊外部でニュータウンの開発や区画整理が行われている。 山形市
バイパス沿道の土地を農村活性化構想から外したところがあり、そこにショッピングモールが建てられた。 鶴岡市
合併前は、駅を中心とした市街地が形成されていたが、合併後は広域的な道路が整備され、郊外ニュータウンへと生活拠点が移ってきた。 いわき市

●市街地拡大の要望
都市全体としてコンパクトであることは良いが、場所によってはある程度広げていくべきという要望がある。 秋田市
核家族化、農業環境の悪化、郊外志向等により、都市近郊の農村部では宅地開発の圧力が高まっている。 鶴岡市
IC付近に大型店舗出店構想があるが、市として農振を解除しない方針を出している。 秋田県
市街化と調整区域の境に位置する新規市街地の住民の利便性を高めるために市街化区域を広げ、整備を進めようという要望がある。 秋田市

●右肩上がりの将来フレームに添った開発
ニュータウンの開発に際して、当初は人口増加傾向であったため、開発許可を与えてきた。しかし、人口減少を迎え、市として開発許可を取り下げようとしているが、依然として宅地が残されている。 いわき市
右肩上がりの将来人口フレームに合わせた開発許可を出したため、今現在受け皿(住宅地)が余っている状態である。 秋田市
人口が大きく変化してきているのだが、20年前に決定した郊外の区画整理事業がまだそこで行われている。 石巻市
人口増加から減少に移り変わっても、初期の土地利用計画がようやく事業化しているので簡単には方向転換できない。 宮城県

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