今の市町村合併の時代だからこそ、コンパクトシティという考えがあって、今都市はある種種同心円的な構造で、外に行けば行くほど薄くなっていって、そして調整区域があり区域外があると状況です。合併すると、中心拠点をいくつかもった都市がネットワーク体として実際のまちを形成していくことになります。だからそのひとつひとつがコンパクトなまちづくりをしていくことが必要なわけです。そういう意味で合併の時代だからこそコンパクトシティを議論しているという気もします。
いわき市はどう見てもコンパクトなまちではありませんが、コンパクトなまちづくりを続けていく資格はあると思いますし、やるべきだと思います。「コンパクトなまちづくり」と言うときに、この合併時代だからこそ、いくつかの中心点を複数持ったまちと交通網等のネットワークをリアルに考えていかないと、合併したときに、コンパクトシティと全然違うではないかという話が出てくるのではないかと私は思います。 |