4.その他

北海道における「コンパクトなまちづくり」の議論

■中心市街地の土地利用の促進 瀬戸口先生
地方都市では、容積率の高い中心市街地のみを考えるのではなく、もう少し下げて、土地利用の転用を図っていくことを考える必要がある。
■公共交通と土地利用
土地利用と交通体系が別々に考えられているが、幹線道路等の公共交通の体系に合わせて、容積率や住宅地、市街地の開発を見直す必要がある。
■土地利用と建築形態規制
白地地域の建蔽容積と郊外部、農村部の土地利用の促進を同時に考える必要がある。特に白地地域の建蔽率の設定は、既存不適格が生じるため難しい課題である。
■郊外住宅地(ニュータウン)
新住宅市街地開発法時につくられたニュータウンが高齢化を迎えていて、郊外に取り残されている状況にある。そのため、ニュータウンの住人がまちなかに戻りやすいプログラムを組み立てる必要がある。

前へ プログラムへ