『街なか居住研究会』について
研究会・委員会
近年、多くの地方都市では、郊外の開発と都心空洞化の進行により、必要以上に拡大した低密度の市街地が形成されています。無秩序な都市の拡大は、中心市街地の衰退や社会資本整備の効率低下など、様々な都市の問題を引き起こしています。
本格的な高齢化社会が到来しようとしているなか、地方が活力を保ち続けるためには、街なかに人を呼び戻して持続可能な都市を構築し、特徴ある個性的な都市や地域が相互連携して、地域づくりを行っていくことが重要と考えます。
こういった現在の都市問題を解決するためには、行き過ぎた土地利用の拡散を抑制し、都心部に人が住めるような環境整備やまちづくりが必要です。「街なか居住研究会」では、東北地方における望ましい都市像として提案されている『コンパクトシティ』の実現方策等について検討を進めています。
「街なか居住研究会」
福島大学行政社会学部教授 鈴木 浩
弘前大学教育学部教授 北原 啓司
国土交通省東北地方整備局
事務局
国土交通省東北地方整備局企画部広域計画課