記者発表資料
平成18年5月20日  04時00分
最上川ダム統合管理事務所


2006/05/20 04:00最上川ダム統合管理事務所 風水害情報 (第1報)


5月20日、前線による降雨に伴う出水により、寒河江ダムの流入量が洪水量の200m3/sに達しましたので、3時10分に災害対策支部体制の警戒体制に入りました。
寒河江ダムでは、流入量の増加に伴い、ダムからの放流量が増加しますので、ダムからの情報に注意願います。

1.出水の概要
  寒河江ダムでは、気温の上昇による融雪によりダムへの流入量が増加しているため、5月10日よりダムから放流を実施しています。
  5月19日からの前線の影響による降雨のため、寒河江ダムの流域ではまとまった降雨が観測されました。
  この降雨により、ダム上流からの流入量が増加し5月20日3時10分に洪水量の200m3/sに達したことから、最上川ダム統合管理事務所では、災害対策体制を警戒体制に切り替え出水対応を行っています。

2.寒河江ダムの状況
  5月20日4時00分現在の寒河江ダムの状況は次のとおりです。
                                 
         流域平均累加雨量  ダム流入量  ダム放流量  洪水調節空容量率
  寒河江ダム    34.8o      221.01m3/s  125.86m3/s         108%

3.今後の見通し
  これまでの降雨と融雪によりダムの流入量が増加する見込みです。ダムからの放流により、今後ダム下流河川では水位が上昇する見込みですので、今後のダム情報に注意してください。

調調      


問い合わせ先
国土交通省 最上川ダム統合管理事務所
  西村山郡西川町大字砂子関158
              
   管 理 課 長   芦 萱 昌 弘
           п@0237-75-2311(代表)