記者発表資料
平成18年5月11日  19時30分
最上川ダム統合管理事務所


2006/05/11 19:30最上川ダム統合管理事務所 風水害情報(終報)


5月11日、寒河江ダムの流入量が洪水量の200m3/sを下回ったことから、17時30分に災害対策支部の体制を注意体制に移行しました。
寒河江ダムの流入量は減少していますが、ダムからの放流は継続しますので、引き続きダムからの情報に注意願います。

1.出水の概要
  寒河江ダムでは、気温の上昇による融雪によりダムへの流入量が増加しているため、5月10日よりダムから放流を実施しています。
  5月11日に前線の影響による降雨のため、寒河江ダムの流域ではまとまった降雨が観測され、ダム上流からの流入量が増加し7時40分に洪水量の200m3/sに達したことから、最上川ダム統合管理事務所では、災害対策体制を警戒体制に切り替え出水対応を行ってきました。
  17時30分にダム上流からの流入量が洪水量の200m3/sを下回ったことから、災害対策体制を警戒体制から注意体制に移行しました。

2.寒河江ダムの状況
  5月11日19時00分現在の寒河江ダムの状況は次のとおりです。
                                 
         流域平均累加雨量  ダム流入量  ダム放流量  洪水調節空容量率
  寒河江ダム    24.4o      191.54m3/s  199.53m3/s        97.3%

3.今後の見通し
  ダムへの流入量は減少していますが、ダムからの放流は継続します。ダム下流河川では水位が高い状態が続きますので、引き続きダム情報に注意してください。

調調      


問い合わせ先
国土交通省 最上川ダム統合管理事務所
  西村山郡西川町大字砂子関158
              
   管 理 課 長   芦 萱 昌 弘
           п@0237-75-2311(代表)