緊急情報/防災情報 |
平成23年5月25日 18時30分 |
新庄河川事務所 |
立谷沢川支川濁沢川における土砂崩落に伴う防災情報(第2報) |
平成23年5月22日、立谷沢川の濁水に関する住民からの情報提供により、新庄河川事務所は5月23日に現地調査、5月24日にヘリコプター調査を実施した結果、立谷沢川支川濁沢川の池ノ台沢において土砂崩壊が発生し、大量の土砂が流出していることを確認しました。 今回発生した崩壊は最大幅340m、長さ470m、最大深さ35m、崩壊土砂量約175万m3(東京ドーム1.4杯分)と推定されます。 崩壊した土砂の大半(約140万m3)は濁沢第5砂防堰堤までの1.3km区間に深さ10~25m程度にわたって堆積し濁沢川を埋塞させましたが、大規模な下流域への土砂流出はありません。 崩壊した土砂は崩壊後、部分的な土砂流出により水路が確保されており決壊の恐れは少ないこと、下流の既設砂防堰堤の堆砂可能量が十分あることから今後、崩壊土砂が再流出した場合でも、下流域への影響は少ないものと考えられます。 濁沢川では平成5年6月にも、今回発生した箇所の上流部で560万m3におよぶ崩壊が発生していますが、今回はその三分の一程度の規模となっています。 新庄河川事務所では今後、①斜面に存在する不安定土砂及び地すべりの拡大による危険性の把握のため、早期に専門家等による調査を行うとともに、②異常堆積した土砂の下流への流出対策等の検討を行い、安全の確保を図って参ります。 |
1.新庄河川事務所の体制について 5月24日18時00分 土砂災害対策支部設置(警戒体制) 2.土砂崩壊の概要 別紙・記者発表資料 ![]() |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 新庄河川事務所 山形県新庄市小田島町5-55 TEL:0233-22-0251(代) 副 所 長 高橋 孝男 (内線204) 調査課長 安部 剛 (内線351) |