最上川ダム統合管理事務所　風水害情報

最上川ダム統合管理事務所　風水害情報
（第２報）

８月１５日、低気圧の影響による降雨に伴い、最上川ダム統合管理事務所では洪水対策体制に入り、ダム放流等の出水対応を行っています。特に寒河江ダムでは流入量が所定の洪水量を超えたことから洪水調節を開始したところです。
流入量は７：４０にピーク（約394m3/s)を迎えましたが、ダム下流河川での水位上昇に対し十分な注意が必要です。

１．出水の概要
低気圧の影響により、最上川ダム統合管理事務所が所管するダムの流域でまとまった降雨が続いているため、洪水対策体制（警戒体制）に入り、出水対応を行っています。
所管する２ダム（白川ダム、寒河江ダム）のうち、寒河江ダムでは流入量が所定の洪水量を超えたことから洪水調節を開始しました。

※洪水調節
ダムに水を貯め込むことにより河川の流量を調節するダム操作。
これにより、ダム下流河川の流量が制御（低減）される。

２．各ダムの状況
８月１５日　９：００現在の所管ダムの状況は、次のとおりです。

　　　　　　流域平均累加雨量(mm)　　　流入量(m3/s)      放流量(m3/s)　　　
白川ダム　　　　　56.0  　　　　　　　　 39.47            18.36
寒河江ダム　　　　130.4  　　　　　　　　285.95            85.32

※上記の各数値は速報値です。

３．最上川ダム統合管理事務所の洪水対策体制等
　　８月１５日　４時５０分　洪水警戒体制発令
　　　　〃　　　７：００分　寒河江ダム放流開始

４．今後の見通し
降雨が継続中で、ダムへの流入量が多い状況です。
ダム下流河川においては、今後、水位上昇が予想されます。
今後ともダム情報に注意してください。