緊急情報/防災情報 |
平成20年8月26日 05時10分 |
北上川下流河川事務所 |
(砂防防災情報) 岩手・宮城内陸地震災害について (第18報) |
湯ノ倉温泉地区の河道閉塞(天然ダム)箇所の水位は8月24日18時00分に最高水位396.3mとなりました。その後水位が下がり、26日4時00分に越流が止まり下流への影響がないことを現地確認したのでお知らせします。 |
岩手・宮城内陸地震により発生した湯ノ倉温泉地区の河道閉塞(天然ダム)箇所の水位は、8月24日18時00分に最高水位396.3mを観測してから以降は、水位が下降傾向に向かっており、26日4時00分現在の水位は394.96mとなっています。 天然ダム天端(標高395.4m)から約0.5m低い水位で越流がとまったことについては、越流により天然ダム天端が浸食されたことによるものです。 今回の越流による浸食被害については以下のとおりです。 浸食された幅 約 8.0m 浸食された深さ 約 1.0m(工事実施のための余盛り0.5m含む) 今回の越流がとまった天然ダム天端高(推定) 394.96m 現在のところ河道閉塞(天然ダム)箇所の決壊の恐れはありません。また下流側河川沿川では被害が発生しているという報告はありません。 今後も水位等に注意しつつ、緊急事業の実施・監視・観測及び関係機関への情報提供等の体制を継続します。 ※ 湯ノ倉温泉地区の水位情報は http://www2.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00916/suii/suii_menu.html でご覧になれます。 (発表記者会)石巻記者クラブ、古川記者クラブ |
問い合わせ先 |
国土交通省東北地方整備局 北上川下流河川事務所 北上川下流河川事務所 副所長 庄司 正彦 携帯電話090−5598−1400 |