砂防防災情報（非常体制）西根高倉山土砂災害について

砂防防災情報（非常体制）西根高倉山土砂災害について（第６報）

　４月２０日、岩手県雫石町西根高倉山国有林野内において発生した土砂崩落に関して、現在、応急対策を実施中ですが、本日午後より、崩落斜面の変位量測定機器の設置作業に着手しましたのでお知らせします。　
　岩手河川国道事務所では、新たに災害対策車２台を現地に配備し、監視体制の拡充に努めて参ります。
　盛岡森林管理署は、県道への土砂流出の拡大を防止するため、土砂の除去作業を開始しました。
　

１，現地状況
　　　本日８時半頃より小雨が降り続いているが、崩落箇所周辺に大きな
　　変化は見られない状況。　　　　　
２，作業状況
　　○岩手河川国道事務所は、本日朝から実施している雨水等浸透防止対
　　　策（シート設置作業）のほか、本日午後より、崩落斜面に変位量測
　　　定機器（９箇所）の設置に着手しました。
　　○また、新たに災害対策車２台（対策本部車１台、衛星通信車１台）
　　　を配備し、監視体制の拡充を図ります。
　　　［現地に配備されている災害対策用機械］
　　　　・監視カメラ　　　　２台
　　　　・小型画像転送装置　１台
　　　　・照明車　　　　　　１台
　　　　・対策本部車　　　　１台
　　　　・衛星通信車　　　　１台
　　○盛岡森林管理署は、県道への土砂流出の拡大防止を目的に、本日午
　　　後から、重機（バックホウ）１台により、県道の上方部（発電所通
　　　路）の土砂撤去を開始しました。

３，岩手河川国道事務所の体制
　　　平成２０年４月２１日１３時２０分
　　　　土砂災害対策支部　警戒体制
　　　平成２０年４月２１日１７時３０分～
　　　　土砂災害対策支部　非常体制

　　　　　　　　　　　　　　＜発表記者会：岩手県政記者クラブ＞