緊急情報/防災情報 |
平成20年4月22日 21時00分 |
岩手河川国道事務所 岩手県県土整備部砂防災害課 |
砂防防災情報 (非常体制) 西根高倉山土砂災害について(第3報) |
20日、岩手県雫石町西根高倉山国有林野内において発生した土砂崩落について、本日、学識者及び関係機関による合同調査を実施し、土砂崩落規模・被災状況等について確認しました。 岩手河川国道事務所では、本日、監視カメラ、照明車を現地に配備し、土砂崩落箇所の常時監視を行うとともに、引き続き具体的な災害対策を検討していくこととしております。 |
1,現地調査日時・場所 ○平成20年 4月22日(火) 9:30~15:30 2,現地調査メンバー ○岩手大学農学部 井良沢准教授 ○(独)土木研究所 ○(独)森林総合研究所 ○国土交通省、東北地方整備局、岩手河川国道事務所 林野庁、東北森林管理局、青森事務所、盛岡森林管理署 雫石町、盛岡西消防署雫石分署 3,崩落規模 ○斜面延長 約200m、崩落幅約100m、崩落推定深約3m (移動土塊推定量 約6万m3) 4,被災状況 ○東北電力 葛根田地熱発電所 発電施設(配管施設等)※現在、操業停止中 ○県道西山・生保内線(延長約30m)※現在、通行止め 5,土砂崩落要因 ○当該地域では火山性の熱水変質作用による風化が進んでおり、脆弱な地質と なっている。 ○今回の土砂崩落は、今春の融雪水が地盤に浸透し、斜面上部が不安定になった のが、大きな要因であると推察される。 6,現在まで対策状況 ○小型画像転送装置 1台(11:10設置) ○照明車 1台(16:40稼働) ○現地に3名待機 7,今後の対応方針 今後、監視体制の拡充を図るとともに、具体的な対策工事の内容を検討すること としている。 8,岩手河川国道事務所の体制 平成20年 4月21日 13時20分 土砂災害対策支部 警戒体制 平成20年 4月21日 17時30分~ 土砂災害対策支部 非常体制 【現地調査時の写真】 ![]() <発表記者会:岩手県政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 盛岡市上田四丁目2-2 河川副所長 稲葉 護 工務第一課長 佐藤 正明 (直通TEL:019-624-3198) 調査第一課長 若公 崇敏 (直通TEL:019-624-3166) |