2007/09/07 11:50【防災情報】胆沢ダム工事事務所風水害情報（第２報）

　台風９号により、昨晩から強い雨が降り続いており、９時４０分に石淵ダムの放流量が５００m3/sを超え、更に増加の見込みとなったことから、胆沢ダム工事事務所では、災害対策支部体制を注意体制から警戒体制に移行していましたが、１１時３０分、洪水位が胆沢ダム上流二次締切を超えたことから、支部体制を非常体制に移行します。
　なお、所管施設の点検結果につきましては、被災箇所は主に土砂崩れによる２箇所でした。引き続き、大雨・洪水が納まるまで厳重な警戒を続けます。

１．点検情報
　　　ダムサイト周辺工事現場（付替国道・下流工事用地含む）
　　　　→点検継続中（現在の所大きな被害は確認されていない）
　　　貯水池周辺工事現場及び林道等（原石山・付替市道含む）
　　　　→石淵ダム左岸付近国道３９７号の上部法面崩落（国道通行止）、胆沢ダム原石運搬路の盛土法面崩落（尿前林道通行止）
　　　　※石淵ダムより上流の国道（左岸側）及び林道（右岸側）を立ち入りを禁止とし、工事関係者も引き上げている。

２．被災速報
　　①石淵ダム左岸付近国道３９７号の上部法面崩落
　　　　→被災規模確認中（バリケードによる通行止めのみ）
　　②胆沢ダム原石運搬路盛土法面崩落により尿前林道通行止
　　　　→被災規模確認中（バリケードによる通行止めのみ）

３．胆沢ダム工事事務所の体制
　　　９月７日（金）　９時００分　　注意体制設置
　　　９月７日（金）９時４０分　　警戒体制移行
　　　９月７日（金）１１時３０分　　非常体制移行