2007/08/30 08:40【防災情報】最上川ダム統合管理事務所前線に伴う降雨によるダム出水情報（第２報）

　前線の影響により、最上川ダム統合管理事務所では、８月30日７時40分より災害対策支部の警戒体制に入り出水対応を行っているところですが、８時10分にダム流入量が洪水量の200m3/sを下回ったことから、災害対策支部の体制を注意体制に移行しました。
　なお、白川ダムでは洪水調節に活用する容量を確保するため、８時30分よりダムからの放流を開始しました。

１．出水の概要
　　　白川ダムでは、７月30日前線による流域への降雨により、ダム上流からの流入量が増加し７時40分に流入量が200m3/sを超えましたが、８時10分に流入量が200m3/sを下回りました。

２．白川ダムの状況
　　８月30日　８時40分現在の白川ダムの状況は次のとおりです。
　　　　　　　　流域平均累加雨量　　ダム流入量　ダム全放流量
　　白川ダム　　55.0㎜(30日２時～)　 178.84m3/s　　 22.40m3/s

３．今後の見通し
　　　ダム上流の降雨は小康状態になりましたが、洪水調節に活用する容量を確保するため、白川ダムでは流入量に合わせて８時30分からダムから放流を開始しましました。
　　　気象状況によってダムからの放流量が変化します。下流の河川では水位が上昇する恐れがありますので、今後の情報に注意してください。

　国土交通省　川の防災情報