緊急情報/防災情報
平成18年7月15日  12時25分
最上川ダム統合管理事務所


2006/07/15 12:25最上川ダム統合管理事務所 風水害情報 (第4報)


 7月15日、梅雨前線に伴う集中豪雨により、白川ダムの流入量が洪水量の200m3/sに達したことから、8時50分より洪水調節を開始しました。
 ダムへの流入量は、10時10分に最大461.66m3/sに達し、徐々に低下しています。この流入量は、白川ダム完成してからの最大量を記録しました。 
 降雨は小康状態になったため、白川ダムへの流入量は低下していますが、白川ダムからの放流は継続しますので、引き続き下流の河川水位は高い状態が続きますので、ダム下流では十分な注意が必要です。

1.出水の概要
  白川ダムでは、梅雨前線の影響によりダムへの流入量が増加しているため、7月10日よりダムから放流を実施しています。
  7月15日に梅雨前線の影響による集中豪雨のため、白川ダムの流域ではまとまった降雨が観測され、ダム上流からの流入量が増加し8時50分に洪水量の200m3/sに達したことから、白川ダムでは洪水調節を開始しました。15日10時10分には流入量が最大461.66m3/sに達し、徐々に低下しています。
  なお、この流入量は、白川ダム完成してからの最大量を記録しました。

2.白川ダムの状況
  7月15日12時00分現在の白川ダムの状況は次のとおりです。
                                
         流域平均累加雨量  ダム流入量   ダム放流量    空容量
  白川ダム      82.0o     324.17m3/s     216.83m3/s  26,708千m3
                                        

3.今後の見通し
  ダム上流の降雨は小康状態になり、ダムの流入量は減少しています。しかし、ダムからの放流は継続します。引き続き下流河川の水位は高い状態が続きますので、十分な注意が必要です。

<7月15日12時現在のダムの状況図(15KB)>

    


問い合わせ先
国土交通省 最上川ダム統合管理事務所
  西村山郡西川町大字砂子関158
              
   管 理 課 長   芦 萱 昌 弘
           п@0237-75-2311(代表)