2006/07/13 10:30【防災情報】最上川ダム統合管理事務所風水害情報（第１報）

７月１３日、梅雨前線による降雨に伴う出水により、寒河江ダムの流入量が洪水量の200m3/sに達しましたので、８時５０分に災害対策支部体制の警戒体制に入りました。
寒河江ダムでは、流入量の増加に伴い、ダムからの放流量が増加しますので、ダムからの情報に注意願います。

１．出水の概要
　　寒河江ダムでは、７月１２日からの梅雨前線の影響による降雨のため、寒河江ダムの流域ではまとまった降雨が観測されました。
　　この降雨により、ダム上流からの流入量が増加し７月１３日８時５０分に洪水量の200m3/sに達したことから、最上川ダム統合管理事務所では、災害対策体制を警戒体制に切り替え出水対応を行っています。

２．寒河江ダムの状況
　　７月１３日９時００分現在の寒河江ダムの状況は次のとおりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※
　　　　　　　　　流域平均累加雨量　　　ダム流入量　　　ダム放流量　　　洪水調節空容量率
　　寒河江ダム　　　　66.7mm　　　　　　242.13m3/s　　　77.29m3/s　　　　　　96%

３．今後の見通し
　　今後も梅雨前線の影響によりダムの流入量が増加する見込みです。ダムからの放流により、今後ダム下流河川では水位が上昇する見込みですので、今後のダム情報に注意してください。

※洪水調節空容量率とは、計画のダム洪水調節容量に対し、どれだけ容量があるかを示しております。