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ない すい らん
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しがいち げすいどう そっこう はいすい
市街地などに降った雨は、下水道や側溝を通って川へ排水されます。
そうとう せっけい
通常は毎時50mm相当の雨量に対応するように設計されますが、大雨が降
こんなん はいしゅつさき じょうしょう げすいどう
ると下水の排水が困難となり、排出先の河川水位の上昇と重なり下水道
そっこう はいすい
や側溝などから川に排水できなくなり、水があふれてしまいます。
しがいち のうち た つ ない
このように、市街地や農地に降った雨が溜まって水に浸かることを内
すい らん
水はん濫といいます。
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〈通常時〉
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〈洪水時〉
そっこう
マンホールや側溝から水があふれる
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ないすい らん はいすいのうりょく
内水はん濫には支川の排出能力不足によるものがあります。
じょうしょう ぎゃくりゅう
それには本川の水位上昇により、支川へ水が逆流することによるもの
ぎゃくりゅうぼうし すいもん と はいすい
と、逆流防止のため水門が閉じられポンプで支川の水を排出するとき、
はいすいのうりょく ぞうすい
ポンプの排出能力を上まわる増水によるもの等が考えられます。
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〈洪水時〉
ぎゃくりゅう
本川からの逆流や
はいすいのうりょくぶそく
支川の排出能力不足
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〈洪水時〉
はいすい ぞうすい
ポンプ排水を上まわる増水
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