平川右岸上流地区堤防強化工事
富士建設株式会社
当所発注の平川右岸上流地区堤防強化工事では、堤防を強化するための方策として堤防断面の拡大:腹付け盛土を予定しています。 受注者の富士建設株式会社さんは、3次元測量成果をもとにした3D設計、3DMC(マシーンコントロール)の建設機械の使用、3Dプローブ(3次元測定器)による施工管理、3次元出来型測量を用いて成果を取得し記録するICT技術を多岐にわたって活用したi-Construction(アイ・コンストラクション)より施工することを進めています。 写真は、3次元設計の成果を3次元測量データに重ね合わせたモデルの確認を設計者、施工者、監督員の三者で設計の実装の良否を確認したときの会議の様子です。 |
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▲大型ディスプレイにPCを接続して3次元映像を確認。 | ||
▲堤防の面を現地の条件に合わせて補正設計したところを確認。 | ||
▲3D設計により設計修正を行った箇所を確認しているところ。 | ||
会議参加者からは、「現地形と設計構造物のとりあいがイメージしやすい。」「測点の断面図の無い箇所の構造も見えているのでミスを見逃すことが少なくなるかもしれない。」「上下左右のどこからでも3Dで完成形を把握できる。」「2Dは構造をイメージする力が必要だが、3Dは視覚的に構造を理解しやすく、施工者・監督員で同じ構造を認識することができる。」などの感想が聞かれました。 工事はこの打合せを受けて、3DMC(マシーンコントロール)の建設機械にデータの移し込みが行われるステップに移っていきます。 |
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