近年、平成30年の前線の影響による西日本豪雨、令和元年の台風19号による東日本台風で発生した豪雨、令和2年に起こった前線性の九州豪雨など雨量の強度が増した降雨が短い間隔で見られるようになってきました。 岩木川流域でも、このような豪雨が来ないとは言い切れない状況と考え、藤崎出張所・岩木川上流維持修繕工事では豪雨に備えるために弘前市にある弘前地区河川防災ステーションに備蓄しているブロック類の防護用としてかぶせていた土: |
■大型連節ブロック | |||
■根固めブロック | |||
下の囲みは、他の河川事務所の事例ですが、大きな洪水が起こり発災するとすぐに復旧のための資材が必要となります。 弘前河川防災ステーションには「根固めブロック」と「大型連節ブロック」が備蓄してあります。この2種類のブロックの覆土を除去することにより、迅速にブロックの積み出しが行えるようになりました。 なお、覆土材は堤防を作り上げるのに適した良質な土砂であったので、隣接箇所に「築堤用土」として引き続き備蓄しております。 |
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▲新庄河川事務所HPに掲載された図を一部加工 | |||
台風や豪雨を要因とした大きな洪水は起きて欲しくないと願うばかりですが、もしもの際に素早く対応できるように準備をするため、さまざまな対応をとっているところです。 |