7月に九州地方にもたらした集中豪雨などをはじめ、近年、日本の各地で豪雨による災害が見られています。
 
 「岩木川上流維持修繕工事」においても、管内の豪雨の際の出水にかかる防災減災活動の訓練のため、ホースブリッジの組み立て訓練を実施しました。
 
 ホースブリッジは、ポンプ車の排水ホースの通水を確保することと、堤防天端道路の通行を確保することを同時に実現する設備です。

 
 
 【平成27年9月関東・東北豪雨における排水作業】
 (国土交通省ホームページより引用)
 
 




 
 同工事の大湯監理技術者のお話では、「災害発生に備えて、ホースブリッジのスムーズな組み立て作業の習熟をはかり、これらの設備の設置場所や運用にかかる安全確保の方法について確認することができた。」とのことです。
 
 有事に備えて、これらの訓練をこれからも実施していくこととしているそうです。