暦の上では立秋を迎えましたが、名ばかりの猛暑が続いております。屋外で作業される皆様や室内におかれましても熱中症に十分気を付けていただきたいと思います。
 暑さに負けず、熱中症対策をしながら河川巡視パトロール中に見つけた夏らしい写真をご紹介します。


 ▲ネムノキ(町田地区にて7月16日撮影)

 ネムノキという名前は、夜になると葉が合わさって閉じて眠るように見えることに由来するそうです。中国では夫婦円満の象徴とされており、花言葉は「歓喜」「胸のときめき」などがあります。甘い香りを漂わせながら花を咲かせるため「夢想」「やすらぎ」とも言われ、縁起の良い植物として親しまれているようです。

 ▲ガマの穂(浅瀬石川にて8月6日撮影)

 浅瀬石川にガマの穂が生えていました。ソーセージのような形の穂で、中には種がぎっしりと詰まり、秋には綿毛となって遠くまで飛んでいきます。古事記に記された「因幡(いなば)の白うさぎ」にも登場し、ガマの穂によって傷を治したという話があります。
 古くから傷薬や漢方としても利用され、長い歴史のある植物です。

 ▲入道雲(7月30日撮影) ▲みずべの学習ひろばにて(8月6日撮影) 

 入道雲と蝉の鳴き声が夏を感じさせます。みずべの学習ひろばに蝉を探しに行ってみるのも良さそうですね♪

蛍が年々減少している中で、河川巡視員さんが貴重な写真を提供してくれました。
蛍が見られるような環境や美しい自然を大切にしましょう。