3月15日(水)「令和4年度岩木川水系水門等水位観測員講習会」を、岩木川上流部を管理する藤崎出張所と、岩木川下流部を管理する五所川原出張所の観測員を対象に鶴田町国際交流館で開催しました。
講習会では、令和4年度の岩木川等の出水状況、水門等水位観測員の基本事項、地震・津波発生時における対応について再確認しました。
水門等水位観測員は、洪水による被害を防ぐため、常日頃から気象状況に留意し、毎月点検を行うとともに地震発生時には緊急点検を行うなど、365日の施設管理を行っていただいております。
出水時には昼夜を問わず長時間にわたり水門の操作を行います。藤崎出張所管内では、現在81名の方が観測員として委嘱されています。
令和4年8月の大雨では、幡龍橋水位観測所で計画高水位を超える大規模な洪水となりました。
藤崎出張所管内においても、全46樋管が出動し、出動最長時間が102時間30分の対応をする樋管もありました。
観測員の皆さんのおかげで適切な施設の操作がされました。昼夜問わず出動し地域のためにご尽力していただき、ありがとうございます。