台風に備えましょう(その2)

 去る7月20日(水)に、岩木川左岸五所川原大橋上流(つがる市柏下古川地先)にて河川管理者の国土交通省をはじめ青森県・水防管理団体(各市町)・地元水防団など関係各機関が一同に集まり実施した、水防工法技術の向上の水防工法訓練を振り返り今後の台風に備えましょう。

 
土のう作り:土のうは水防工法の基本となる材料でありとても重要です。袋に詰める量や紐の縛り方には注意が必要です。
 
ロープワーク:水防工法に使われる様々な結び方(ロープワーク)の訓練を行いました。ロープワークには杭や立ち木、竹等、ロープ先端部の結びに使われる「ふな結び」ロープ交差部や骨組みの間隔を保つ為の「のの字結び」など、多くの種類があります。
 
シート張り工:川側へ設置する水防工法であり、効果は@洗掘対策A浸透(漏水)対策の2つがあります。今はむしろや土俵の入手が困難なため、その代わりにシートを使用します。
 
月の輪工:出水時に堤防裏側に水が噴き出す漏水が起きた場合、堤防の土が流されることで決壊の恐れを回避するため、土のうを積んで水を貯めることで水圧により漏水や堤防の土が流出するのを防ぐ工法です。