藤崎出張所管内で施工された、今年度の堤防強化工事においては、ICT技術を活用した施工のi−Constructionを行ってきましたが、現場打ちコンクリートのプレキャスト製品を用いたi−Constructionも相当量の施工を行ってきました。
 現場打ちコンクリートからプレキャスト製品(工場製品)に切り替えることにより、天候に左右されることのない品質の確保と向上、斜面上での作業時間の短縮(安全性の向上)、工程の並列(現場と工場)化による工程の短縮などにより、工程がスマート化するとされており、管内の現場でも施工上の効果が多く現れています。

小口止めのプレキャスト化【富士建設(株)】

   
   
(一部自主的施工)  
 

法留めブロックのプレキャスト化【(株)村上組】

 
 
 

平板ブロックのプレキャスト化【アサヒ建設(株)】

 
   
 

  プレキャストコンクリート製品の採用については、単体での経済性では優位となるものではありませんが、「工程改善」「全体最適設計」においてメリットがあり、今後も導入が進んでいくことが期待されています。

          
                          「i-Constructionトップランナー施策」より



                          写真提供協力 共和コンクリート工業(株)
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