平川右岸上流地区堤防強化工事、平川右岸下流地区堤防強化工事において、施工している矢板工について、堤防付近を浸透する浸透水を遮水するための矢板工として「ハット形」鋼矢板を採用しています。
「ハット形」鋼矢板は、打設水平面積あたりの材料質量(使用材の重さ)が従来の「U形」鋼矢板に比べてほぼ同じ※となっていますが、打設枚数が2/3(約66.7%)に縮減でき、トータルとして施工コストが縮減できるものとなっています。
※設計条件によっては増えるケースもあり。
上流の工事においては約330t、下流の工事においては約260tの鋼製矢板が現地に打ち込みされることになっています。