平成29年度 水防工法訓練

 6月18日(日)水防工法技術の向上と地域における水防の重要性の認識を高める為に、岩木川河川敷(五所川原市岩木町)にて水防工法訓練を実施しました。訓練には、河川管理者及び県・水防管理団体(各市町)・地元水防団など関係各機関が多数参加し、藤崎出張所からも2名が参加しました。

工法実習の様子
土のう作り:水防工法の基本であり、袋に詰める土の量や紐の縛り方には注意が必要です。
 
ロープワーク:杭や立ち木、竹等、ロープ先端部の結びに使われる「ふな結び」ロープ交差部や骨組みの間隔を保つ為の「のの字結び」など、各水防活動に使われる様々な結び方があります。
 
シート張り工:川側の堤防崩壊、及び透水を防ぐ工法です。吸い込み口が水中深くにあり、詰め土のう工法や畳張り工法では、漏水防止作業が著しく困難と思われる場合に用いられます。
 
月の輪工:出水時に漏水により堤防裏側に水が噴き出した場合、そこに土のうを積み水を貯めることで水圧を弱め、漏水口が拡大されるのを防ぐ工法です。