平成20年11月9日、「流域の自然再生を考える」をテーマに開催された第4回東北現地ワークショップin弘前(応用生態工学会、日本生態学会東北地区会
共催)の現地見学会に参加された15名のみなさんが、ビオトープ「共生の郷 メダカ郷和国」を訪れました。
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水が流れ出す噴水前でまず説明
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メダカ郷和国は、国道7号青森環状道路の建設にあたり建設地に数多く棲んでいたメダカなどの動植物の生息環境保全のために造られたビオトープで、今年で7年目に入っています。
参加者は、弘前大学大学院生の工藤敦士さんからの説明を聞きながらメダカ郷和国を見学し、水環境やビオトープの環境維持、他地域からの外来生物などについて質問していました。
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上流側を見学中
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なお、工藤敦士さんは、メダカ郷和国の手入れ作業などにアドバイスなどをいただいている方で、前日(8日)の弘前大学で行われたワークショップでは「青森のメダカ保全指向ビオトープ~メダカ郷和国とあずましの水辺」と題した研究・事例発表を行ったそうです。
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下流側を見学中
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参加者のみなさんは、ここの見学を終えると、同じく青森環状道路沿いで青森中央IC付近にあるビオトープ「あずましの水辺」の見学に向かっていきました。
現地見学会の最中にも、2組の親子がメダカ郷和国に遊びに来ていました。
みなさんも、メダカ郷和国を生息環境保全の取り組みについて学んだり、自然の生き物とふれ合って遊んだりする場所として利用してはいかがですか?
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水路を真上から覗き込んで見学中 |
※「あずまし・あずましい」とは、津軽弁で「すごく落ち着く」、「気持がいい」、「居心地がいい」と言うような意味です。 (*^-^*)
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